【3人の木こりの話】~潰れる会社、生き残る会社、成長する会社~
<3種類の企業>
企業って、大きくは3種類あると思うんですよ。
1 潰れる会社
2 生き残る会社
3 成長する会社
その違いを「3人の木こりさん」の違いで例えてみました。
<3人の木こりの話>
とあるところに、
1日に10本の木を切る3人の木こりさんがいました。
ところが長年、斧を使い続けているので
刃が欠けてきてしまいます。
やがて、1日に9本、8本、そして7本しか切れなくなります。
そこに旅人が通りかかり、声をかけます。
「1日休んで街に下り、て刃を研いでもらったらいかがですか?」
さて、三人の反応はどうだったでしょうか?
<一人目の木こり>
何と怒り出してしましました。
「街に下りる暇があったら一本でも木が切れじゃないか!」
と、旅人に怒鳴ったのです。
一日も休まず、気を真面目に、一生懸命に切り続けます。
やがてもっと刃は欠け、1日に6本、5本となっていく。。。
<二人目の木こり>
素直に旅人のアドバイスを受け止め
「そうですね!刃を研ぎに一日、街に下りましょう」
と実際に行動に移しました。
刃を研いで帰ってきて、
再び1日に10本切れるようになったそうです。
<三人目の木こり>
この人はちょっと面白かったんです。
「そうですね!1日休んで街に下りてみます」
と、街に下りるところまでは二人目の木こりと一緒なのですが
「でも、せっかく街に下りるんで、
いろいろと他のお店を回ったり、
いろいろな人にあって話を聞いてきてみます」
と言ったのです。
そして街を見渡し、衝撃の出会いをします。
「な、な、なんなんですか?!これは?!」
そう、「チェーンソー」と出会ったのです。
直ぐに三人目の木こりさんは決断をします。
「もう、ボクはオノは要りません。
下取りに出します。
チェーンソーを買って帰ります」
すると、
1日に30本切れるようになったそうです。
<潰れる会社>
この中で一番真面目だったのって誰でしょう?
「一人目」でしょうね。
だって、一日も休んでない訳ですし。
でも、木は切れなくなる。
でも、企業に例えると、結構ないですか?
変な「業界の常識」とか「過去のやり方」に囚われて変えようとしないこと。
「今まで、うちは飛び込み訪問で成功してきたんだ」
「いいものを作ってたら売れるんだよ」
でも、時代は変わってる。
法律だって変わってる。
消費税も上がる。
働き方改革もやってくる。
こういった変化を嫌う会社は「潰れる会社」ってことになるでしょうね。
<生き残る会社>
二人目の木こりさんは「刃を研ぐ」ことをしています。
会社で言うと「社内で勉強をちゃんとしている」ような感じです。
朝礼、会議、勉強会などを行って
「社長、こうやった方がいいと思うんです」
「みんな、営業のやり方を見直さないか?」
こういった会社は「生き残る会社」になるんでしょうね。
<成長する会社>
さて、三人目の木こりさん。
積極的に外部から情報を得ないといけません。
さっきも言いましたけど
世の中は変わっているんですから。
「社長、先日のセミナーでこんなことを聞いてきたんです」
「みんな、昨日の東京出張中の市場調査で衝撃的なお店を見てきてね」
こんな風に外部から情報を得て
自ら変わろうとすることが大切なんですね。
<あなたの会社は?>
「忙しいから勉強会なんてできない、セミナーになんて行けない」
という人が多くいます。
そんな人ほど、本当は勉強したり、セミナーに行く必要があるんですけど。
この言葉を、社長が言ってたらもう大問題ですね(汗)
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。