【サービスの質を高める3ステップ】~「全体」から「集団」へ、そして「個別」に~
<全体より、集団、さらに個別が喜ばれる>
例えば呼びかけの時もそうです。
全体・・・みなさん!
集団・・・パッケージ松浦の皆さん!
個別・・・松浦陽司さん!
こんな風に、より「個別」に近づく方が、
呼びかけられた方が嬉しいです。
サービスの質が高まります!
「みなさん」って「いったい、誰のことやねん」ってなりますよね。
「××団体の皆さん」なら、「ん?俺のことかな?」ってなります。
「あなたの名前」を呼ばれたら、絶対に「あ、私ですね」ってことですから。
<サービスもより個別化を目指そう>
例えば、飲食店で、あなたの誕生日だったとします。
「浜ちゃん、38歳 Happy Birthday!!」
なんて、サービスは完全に「個別」なわけです。
(去年の9月11日に、マルブンにて)
でも、いきなり「個別」に踏み込めない時は、
「集団」に近づいていきましょう。
「徳島にお住いの」
「40台のあなたへ」
なんてすると、推測が付くでしょう。
<個別から集団へ>
市岡製菓様!
ニッポン新事業創出大賞グローバル部門ご受賞、おめでとうございます!
先日、市岡製菓の市岡沙織社長、中川さん、赤澤さんとお食事会!
偉大な賞を東京で受賞されたことを知り、
急遽、デザートプレートにサプライズでお祝いメッセージを書いていただきました!
手段への呼びかけですが、喜んでもらえて良かったです♪
市岡製菓HP
http://ichioka-seika.co.jp/
<松浦陽司の新婚旅行での思い出>
ふと思い出した新婚旅行の思い出。
新婚旅行のイタリアでふと立ち寄ったお土産物屋さん。
レジに並んで待っていると、受付のお兄さんが最後にお客さんにかけることが全部違うんです。
サンキュー、メルシー、謝々
そう!
このお兄さんはお客さんが何人であるかを瞬時に見極めて対応していたのです。
アメリカ人にはサンキュー。
フランス人にはメルシー。
中国人には謝々。
うん、これはすごい!
「個別」までいかなくて
「集団」まで踏み込んでサービスしてますね。
感心しながらみてました。
そしていよいよボクの番。
レジが終わった後にかけてくれた言葉は
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カムサハムニダ
違います!
違います!
ボクハニホンジンデス!
韓国人じゃありませんよー(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。