【今、できることを探して行動する】
いやーーー。
毎度、炎上されてますね(汗)
映画「えんとつ町のプペル」を
ファンと一緒に鑑賞しようと
ファンにSNSで呼びかけたことに対して
「この時期にけしからん」
「そんな広報は邪道だ」
などと批判が殺到しています。
実際にはこんな感じです。
「○月×日14:50公開の
△△シアターで、ボクは映画を観ているので
みんな一緒に観ましょう!
ただ、感染症対策で
握手やサインや写真撮影はできません。
全力の会釈させて頂きます」
こんな感じで呼びかけております。
「西野亮廣と一緒に映画を観よう」
という価値を届けているわけです。
これに関しては
芸人仲間でも
賛否が分かれております。
賛成「ルールを守ってやっている」
反対「県外行くのはアカン」
なんて感じですね。
賛否を追及するのは
ここでは止めにしておいて
「なぜ、西野さんに批判が集まるのか?」
ということを考えてみると
これは、もう、
「西野亮廣さんが圧倒的な努力」
されているからですね。
どんどん感染状況は変わりますが
「今できることを
できる範囲で一生懸命」
に行動されています。
「今、できることを探して行動する」
ってことが大切です。
ボクが知っている中で
尊敬する人がいます。
羽咋市役所勤務時代に
限界集落を蘇らせ、
『スーパー公務員』と言われた
高野誠鮮(じょうぜん)さんです!
※右から2番目が高野さん。
2012年にお会いする機会があり
撮影さえてくださいました。
公務員時代当時
神子原米(みこはらまい)という
お米がありました。
そのお米を
売上目標2000万円のところ
7200万円売りました!
一票13000円のお米が
42000円になりました!
これ、どうしてだと思います?
高野さんは考えたんです。
「すごい人に食べて貰えたら
○○さんが食べたお米ってことで
ブランド力が付くのでは?」
そして、アタック開始です!
神子原米の
神子(みこ)=皇子(みこ)
だからということで
天皇陛下にアタック!
すると、OKの返事を頂いたのですが。。。
天皇陛下には
謙譲米制度というものがあり
そうとう先まで順番待ちとのことで
時間的に諦めました。
そこで止まらないのが高野さん。
次はお米の国の大統領です!
アメリカ大統領(当時ブッシュさん)です。
だって、米国(お米の国)ですらかね(笑)
まー、これは無反応だったみたいですが。。。
しかーーーし!
「次、行ってみよう」
って感じです。
三人目のターゲットは
「ローマ法王」です。
だって、神の子(神子)ですから!
そして、なんと!
ローマ方法が食べてくださったのです!!
これにより、
ブランド力が身に付き。
神子原米は
売上目標2000万円のところ
7200万円売りました!
一票13000円のお米が
42000円になりました!
という結果を得たんですね。
高野誠鮮さんは
「今、できることを探して行動する」
ということしただけです。
だれが、ローマ法王に
手紙を書こうと思います?
でも、できますよね。
これに関しては、行動中は
めっちゃ批判を受けたそうです。
でも、それがネタになり、
後に
ローマ法王に米を食べさせた男
という本にもなっちゃってますね。
すごい!
パケマツも今、
苦しんでいるところですが
「今、できることを探して行動する」
を胸に、がんばっていきます!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。