【スピーチでひんしゅくを買う3つの理由】
というブログを
タイアンドギーの
板坂裕治郎さんが
以前に書いておられました。
ちょっと前のアメリカ大統領の選挙で
「バイデンが勝ちそう」
ではなく
「トランプが善戦」
という報道がされたこと。
これって面白いなーと思ってて
「勝者はどっちだ?」
という話ではなく
「主役はどっちだ?」
って話ですよね。
当然、主役の方が主語になる。
さて、人生において
自分が主役になることが必要な時と
自分は脇役になることが必要な時、
どっちもありますよね。
…で、以前に大失敗したことがあります。
スピーチでひんしゅくを買いました。
その3つの理由がこちら。
①長い
②参加者に届かない
③お前は主役じゃない
その時の様子を追っかけながら
「みんなはこうならないで」
ということを解説できたらと。
そのスピーチでは
ボクの前の人が4分間。
そして、ボクが4分間喋る予定でした。
ところが!
前の人が1分しか喋らなかったんです。
「これはボクが時間調整しなければ」
そう思って、ボクは7分間喋ったんです。
これが間違い!
いろんな人から
「松浦、長いぞ」
と言われることに。
会的には、「松浦は4分間」という
与えられた役目があったのに
勝手に逸脱してしまった。
これが1番目の失敗
①長い
そして、その時に
色々な例え話ができるなと思って
「困難を楽しもう」
という話の事例で
ドラクエを例えに出したんですよね。
本当はゴルフの話を
例えに出す予定だったんですが
「時間ができた」と思って
例え話を一つ、足しました。
これが全くウケず。。。
(ウケてる人もいました)
実はこの会の参加者が
けっこう、ボクより年上が多く
「ドラクエの話が分からない」
というクレームだったんです。
ボクとしては
「・・・あれ?
違う場所で同じこと喋って
めっちゃウケたのに」
と思ったのですが、
時は既に遅し。。。
これが2番目の失敗。
②参加者に届かない
そして、この会が終わった後に
「講師の講演がよかったよね」
にならず
「松浦のスピーチがダメだったね」
ということが
まさかの話題に(汗)
はしゃぎ過ぎました(汗)
これが第3の失敗
③お前は主役じゃない
いや、ほんとに言い訳すると
「会をよりよいものに盛り上げたい」
と思ってやったことだったのですが
スピーチでひんしゅくを買う3つの理由。
①長い
②参加者に届かない
③お前は主役じゃない
全てをクリアしてしまった(汗)
ま、もちろん、
ボクが主役の講演者の時はいいとして
そうじゃない時は
これから細心の注意を払います。
※その他にも色々と理由は言われました。
それも反省しております。
人前でスピーチするときに
お役に立てたら幸いです。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。