ザ・リッツ・カールトンに学ぶ最高の体験と、チープな感情
2008年くらいだったかな?
という本を読み
非常にザ・リッツ・カールトンに
興味を持ちました。
「ザ・リッツ・カールトンの
サービスを体験したい!」
その思いは強くなる一方!
「よっしゃ、宿泊するか!」
と思って、金額を確認。
うーーーん。
やっぱり、けっこうするよね。。。
金額にビビって
宿泊は断念(笑)
でも、なんとか体験したい!
レストランのメニューを調べると
「これならなんとかなる」と思い
友人Tを誘って、
ザ・リッツ・カールトン大阪まで
ランチに行ってみた!
ドキドキしながら
フードを3~4点と
「プライベートだしね」と
友人Tといいながら
昼間からビールも注文しました。
その時にちょうど
ボクの携帯電話が鳴り響いて
レストランの外にでていきました。
外で2~3分話しをして
テーブルに戻ろうとすると
あれ?
店員さんがせっかく出してくれた
ボクのビールを下げようとしているぞ?
おかしいなと思って
ボクは話しかけました。
松浦
「あの、それボクのビールですよね」
店員
「あ、お客様!
お客様は、お電話されておりましたので、
ビールがぬるくなったと思います。
だから取り換えますね」
えええぇっ!
これはびっくり!
素晴らしいサービス体験!
ザ・リッツ・カールトンさん、
リッチな体験をありがとう!
めっちゃ感激したボク。
しかし、ここからが問題!
その瞬間に、
こともあろうに友人Tは
「ボクらみたいな貧乏人は
ぬるいビールでいいんですよ!」
さっと、店員さんから
ビールを奪い取り、
ボクのテーブルの上に。
ボクは結局、
そのビールを飲むことに。。。
おしぼり屋のTさん。
チープな感情をありがとう。。。(笑)
<後日談>
2010年、ついに家族で
ザ・リッツ・カールトン大阪に宿泊しました!
家族でチェックインを済ませて
その時はボクは仕事も兼ねて来てたので
当時2歳の娘の凛に
「それじゃ、凛、
お父さんは仕事に行ってくるね」
というと
「お父さん、行っちゃイヤー」
と大声で叫びながら
泣きわめきました(汗)
困っていると、スタッフが
「ほーら、凛ちゃん、アメちゃんだよー」
と言いながら
柄の長いアメちゃんを
びよんびよんと揺らしながら
持ってきてくれました!
すると、ぴたりと泣き止んだ凛!
やっぱりザ・リッツ・カールトン!
すごいなー。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。