【なぜ、あなたのお店のお弁当は売れないのか?】~フリーマガジン「スマイラー」さんにご掲載いただきました~
あなたは商品にどんなネーミングをしますか?
例えば、あなたがテイクアウトを始めた飲食店だったとして
「煮物詰め合わせ弁当」
「ハンバーグ&ステーキ弁当」
「さばの味噌煮弁当」
見たら、わかるよね。
たぶん、他店も同じようなネーミング。
じゃあ、その弁当を食べたら、
そのお客様はどんな体験ができるんだろう?
そんな風に考えても面白いかも知れません。
・・・ということで、じゃじゃーん。
飲食人のためのフリーマガジン「スマイラー」に取材して頂きました。
テンポスホールディングの発行している雑誌で
月刊15000部ほど発行されているそうです。
「なぜ、あなたのお店のお弁当は売れないのか?」
取材は緊急事態宣言時に
zoomで開催されました。
便利な世の中ですねー。
取材してくれた担当の方が言ってました。
「コロナウィルスによる新業態(ニューノーマル)の登場し
飲食店がテイクアウトをするのが当たり前になりました。
でも、、、売れていない。
なぜなら、、、、パッケージがいけていない」
それで、ボクにお声をかけて頂いたんです。
パケマツが関わっている訳じゃないのですが、
ボクが紹介したのがこちら!
1)会議活性化弁当
2)テレワークお疲れ様でした御前
3)視力回復弁当
順にお話しますね。
1)会議活性化弁当
これは「築地青木」というところが出している弁当。
「弁当で業績が上がらないか?」ということを考え、
大切な会議で、眠くならないような食材ばかりを集めたそうです。
2)テレワークお疲れ様でした御前
緊急事態宣言時で、テレワーク真っ盛りの時でした。
きっと、生活に疲れている人も多いはず。
そんな時に、ターゲットに呼びかける弁当を出したら面白いんじゃないかと。
3)視力回復弁当
これもテレワークで「目が疲れちゃってるのよね」という方に向けて
眼にいい食材ばかり集めたらどうかなというもの。
こちら3つの商品ですが、
どれも「商品そのもの」ではなく、
「商品によって得られる体験」にフォーカスしていることが伝わると思います。
「煮物詰め合わせ弁当」は「会議活性化弁当」
「ハンバーグ&ステーキ弁当」は「テレワークお疲れ様でした御前」
「さばの味噌煮弁当」は「視力回復弁当」
なんて、ネーミングやキャッチコピーライターをつけたら
お客様に伝わりやすくなるのでは?
ちなみに、
1)は本当のある商品です。
でも、
2)や3)は今、検索してみたけど、
そんな商品はないですね。
やっちゃってみませんか(笑)?
そして、ぜひ、ロゴシールや、作ってね。
パケマツにご依頼くださると嬉しいです(笑)
ちなみに、これがこの取材において大いに参考になりました。
キャッチコピーライター吉免高志さんのYouTube。
ぜひ、観てみてね♪
ありがとうございました!!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。