【給料の高い会社に入って幸せになれるのか?】~人生の優先順位を考えよう~
<徳島県中小企業家同友会の社長塾@四国大学の経営者のお話>
山城代表やボク以外にも偉大な経営者が、学生に向けて語りました。
ボクが印象に残った人を紹介します。
<高橋ふとん店 高橋武良社長>
なんのために就職をしますか?
人生において、正しい目的と、正しい目標というのがとても大事です。
就職するということにおいて、
「どこの会社に就職する」は目標であって、
それが目的になってはいけない。
有名な会社に入ったら?
給料がよかったら?
幸せになれるのか?
違うでしょ。
仮に入ったとしても、1年で辞めてしまったら、意味がない
幸せになれないよね。
<就職活動前にする前に、「人生の優先順位」を考えよう>
最近の学生の悩みを聞きます。
売り手市場ですから、何社も内定を取ってる学生からです。
「内定を何社も貰えるけど、どこに入ったらいいんでしょうか?」
「いつ、就職試験を止めたらいいか分からん」
こういう人は「目的」が明確になってない。
人生の優先順位が付けれてない。
自分の成長なのか?
給料なのか?
休暇なのか?
やりがいなのか?
自主性なのか?
チームワークなのか?
クリエイティブなのか?
自分の中で、何が一番大事か決めてない。
だから、ちょっとでも有名な会社とか、ちょっとでも高い給料という判断基準になる。
自分が「チームワーク」が大切だと優先順位を付けていれば
「この会社は給料は月額5000円安いけど、
とってもチームワークのいい会社だから、ここにする」って決断できるはず。
<優先順位は、家族とも相談する>
そして、必ずやって欲しいことは「家族と相談する」ってことです。
親は「徳島で就職して欲しい」と願っているのに
子は「他県を受けまくる」としていると、
必ず決定するときに軋轢が起こる。
「自分の優先順位」と「家族の優先順位」をすり合わせましょう!
<パケマツに置き換える>
高橋社長が学生に語った文章ですが、
これは社会人にとってももちろん、めっちゃ重要なことです。
「目的と目標をはき違えない」
「優先順位を明確にする」
それにしても、しまった!
今日、残り全員のことを書こうと思ったのに、ノリノリ過ぎて高橋社長だけになっちゃった。
社長塾シリーズ、後日に続きます(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。