【事実は僅差、結果は大差】~商品、サービスに差がないのに、なぜ結果が違うのか?~
現在では「規模」より「価値」を大切にすることが大切です。
そんなことも知らずに、
やれ、売り上げ規模だとか、
やれ、店舗数などと言っている日本人のなんと多いことか。
2020年2月7日(金)
佐治邦彦さんとボクとのコラボセミナー!
佐治さんのパート!
「高収益を長期継続するミッション型経営」
佐治さんはとにかく、ミッションや理念に基づいて
シンプルに経営していこうと語ります。
そうなんです!
佐治さんはこの本の著書!
そして、シンプル経営の極意を語ってくれます。
<激変の時代に知っておくべき時代の3大潮流>
1 消費者ニーズの多様化
「何をするか」より「何のためにするか」が大切です。
この問いに答えることができたら、
何を売るか、逆に売らないかが明確になる。
2 人口減少
「規模拡大」より「価値追及」が重要な時代です。
そもそも、ちょっと日本人の感覚がおかしいと言われます。
やたらと会社の規模を重要視します。
「何億円売っている」と
「何店舗やっている」ということが自慢になる。
しかし、これは現代の日本、あるいはアメリカでは当然のように昔から「意味がない」とされています。
「それより、あなたは何のためにお仕事しているんですか?」
と、価値の追求をすることが大切です。
「何のために」がしっかりすると
「売上の追求」と「価値の追求」が、真逆の活動になることがあるとわかります。
3 超情報化社会
スマホでちょっと検索すると、
競合他社が10社20社出てくる。
価値の伝達が重要な時代になります。
価値が伝わらなければないのと同じですから。
そして、この言葉を教えてくださいました!
<事実は僅差、結果は大差>
商品、サービスが他社と劇的に違う!
・・・ということがあまりない時代です。
商品、サービスの差は「僅差」だといえます。
しかし、なぜ、結果が「大差」になるのでしょうか?
それは「価値を伝えているかどうか」の差。
安く売っているところが苦しみ、
価値を伝えることに力を入れているところが勝ってます。
例えば、ライザップ!
一般的なフィットネスの10倍以上の価格です。
高くなっている理由に、その50%を宣伝広告費に使っているかと言うことになります。
同業種的には「なんだ、その価格設定?!広告宣伝費に使う前にお客様に還元しろよ」と文句がでるところ。
しかし、お客さんの満足度は高い。
同業種にはその理由が分からない。
お客様からすれば、原価は関係ないのです。
原価は経営者の都合だから、お客様は関係ない。
それよりも
「結果にコミット」という価値がお客様に伝わっている。
そのことによって、選ばれているのです。
まだまだ続きがあるのですが、
また後日!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。