【もしも業界の常識を覆すようなパッケージができたなら?おぶつだんの悟空さんの線香パッケージは楽しいパッケージ!】
【もしも業界の常識を覆すようなパッケージができたなら?おぶつだんの悟空さんの線香パッケージは楽しいパッケージ!】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
昨日まで二日間、おごと温泉の旅館「木もれび」でエクスマ合宿でした!
今日からまた学びを活かして楽しみます!
さて、今日のお話なんですが、仏壇仏具業界のパッケージ話です。
私は思うんですよね。
仏壇仏具の営業マンって、大変だなぁ~って。
なぜなら、営業のタイミングが忌み嫌われる状況ですよね。
どうしても「死」をイメージしてしまう。
たとえば、
「あなたのお父様がもうすぐ亡くなりそうですよね!お仏壇はいかがでしょう?」
まあ、ここまで極端ではないにしても(笑)、
こんな風に商談しないといけないんですよ。
なんだか、後ろめたい気もしますね。
おぶつだんの悟空さんも、
ご来店時の手渡し用の線香パッケージを使っていたのですが、
「どうも使いにくい」ということで、
パッケージ松浦に相談を頂いたんです。
そこで、考えたのが
「もしも、営業マンが気軽に渡せて、お客さんも喜ぶパッケージがあったら?」です。
例えばこれです!
思い切ってリニューアルしました!
パッケージの表紙に「ご存知ですか?お線香のマナー!」と書いてあります。
そう、これは「営業ツール」ではなく「ご挨拶ツール」に変わっているんです。
お客さんがあまり知らないお線香のマナーを伝えてあげるツールになっているんです。
実はこのパッケージ、パラパラと展開していきます。
ひとつ開くと、線香のことが書いてあったり。
また開くと、今さら聞けないお線香のマナーのことが書いてあったり。
仏事コーディネーターの細川美智子さんの挨拶があったり。
ゴクゥペディアなる架空サイトがあったり(笑)
お線香のことを明るく楽しく紹介しているのです。
(もちろん、パッケージ中身に線香が入ってます)
だから、営業マンも
「ご来店、ありがとうございます。よかったらこれ、読んでみてくださ」と、
後ろめたくなく、明るく楽しく、手渡すことができますね!
こちらの商品は、おつぶだんの悟空さんに行ってみてくださいね!
おぶつだんの悟空
http://butsudan59.jp/
徳島県板野郡北島町北村字鍋井2-15
TEL・フリーダイヤル 0120-147590 (イイシナゴクウ)
営業時間 AM9:00~PM6:00
実は本日のお話は、昨日までのエクスマ合宿で学んだ
「文章の組み立て方の基本」を元に書いてみました。
1 「私はこう思う」で意見を書く
2 「なぜなら」と理由を書く
3 「たとえば」で具体的に
4 「もしも」を使って話を膨らませる
5 「だから」でまとめる
教えていただいたエクスマ創始者の藤村正宏さん!
ありがとうございます。
http://www.ex-ma.com/blog/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。