【「反応のいいパッケージはあまり変える必要はない」というお話。】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
昨日は初徳島マラソンの練習で4km走ったら、
今朝は筋肉痛バリバリです(泣)(笑)
さて、今日のお話は
「反応のいいパッケージはあまり変える必要はない」というお話。
チラシ業界にはこんな言葉もあるようです。
「反応のいいチラシは、反応が落ちるまで使い続けろ!」
有りがちなミスは
「今回のチラシ、めっちゃ、反応が良かったな!
次回は違うネタでチャレンジしよう!」
・・・これで反応を落としてしまうことです。
やっぱり、企画や経営をされている方って、
いろいろと試したいんです。
・・・で、反応率を落とすと(笑)
だから、パッケージにおいても同じ!
反応率がいい場合はそんなに変える必要はないんです。
アナタの地域の「売れ続けている商品」って、
何年も、何十年も、ほとんど同じパッケージってことないですか?
それはその証拠なんです。
例えば大塚製薬さんの「カロリーメイト」。
黄色いパッケージが目印ですね。
考えてみてください。
カロリーメイトがある日突然、真っ黒なパッケージになったとしたら???
たぶん、大きな文字で「カロリーメイト」って書いてても、
アナタは発見できるでしょうか?
ほとんどの人は「あれ?カロリーメイトがないな」と思って通り過ぎるはずです。
だからと言って、「全く変えなくていい」わけではありません。
パッケージに商品らしさを残しつつ、少しずつ変えるのはOKですよ。
今の自社の商品が
「みんなに知られているロングセラー商品」なのか?
「全く知られていない商品」なのか?
考えてみると、リニューアルの仕方が変わりますね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。