【伝わらなければないのと同じ!お客さんにちゃんと伝わる小林製薬さんのネーミング】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
本日は大阪に日帰りです。
しっかりと学んできます!
さて、エクスマ用語に「伝わらなければないのと同じ」とあります。
これは真理だと思います。
どんなに発売10年でも、お客さんにその商品の良さや価値が伝わってなければ
そのお客さんにとっては「存在しない」のと同じなんです。
そういった意味では小林製薬さんは面白いですよね。
もう、「これでもかっ!」ってくらい伝えますね!
<トイレその後に>
「あぁ~、トイレが終わったあとにシューっとすればいいのか」と
言われなくてもイメージできますね。
<ブルーれっとおくだけ>
トイレに置いておけばいいとイメージできます。
<チン!してふくだけ>
レンジの掃除が楽になりそうなイメージができます。
こんな風に小林製薬さんは「直接イメージ」させるようなネーミングが多いですが、
実はそうでもないのが多いです。
ダジャレとか造語とかありますよ!
<アイボン>
アイ(EYE)を新しく生まれ変わる(born)から「アイボン」!
<シビラック>
痺れを楽にする!だから「シビラック」!
「ラク」でなく「ラック」にしたところがいいですよね。
<コリホグス>
コリを解す、・・・もはや解説不要ですが(笑)
ねぇ。
やっぱり小林製薬さんには学ぶことが多いですね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。