【そうか、そんな考え方だから流行っていないお店は汚いし楽しくないのか!・・・をパッケージの視点で考えてみました】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
先日、同業種の方と意見交換をしていました。
そこで気づいたのはこんなことでした。
「そうか、そんな考え方だから流行っていないお店は汚いし楽しくないのか!」
特に小規模なお菓子屋さんでは特に多いようです。
パッケージの視点からお話をさせて頂きます。
既製品の小袋(ラミネート袋)に、店名のワンポイントシールを貼って、共通袋にしているお店も多いです。
このようなお店に「袋に印刷しませんか?貼らなくて済むので便利ですよ!」とオススメします。
実はパッケージ自体も安くなるし、シール貼り内職もいらなくなるので、本当に経済効果が高いのです。
徳島のクリスティーヌさんは昔はシール貼りしてましたが、
現在は袋に印刷に変わってます。
これによって非常に人件費削減になったんだとか。
でも、採用しないお店も多いんです。
その理由が、驚くべきことに、このような理由なんです。
「社員さんが暇な時にシール貼りをさせているんですよ。
だから、シール貼りの仕事は大切なんです」
・・・えぇ?!
私は驚きを隠せません。
だって、その仕事はお客さんの「ありがとう」を産みません。
「えぇ~!シールをぴっちり貼ってくれてありがとう!」
なんて感激するお客さんは0名なんです!
もっと、シール貼りよりお客さんの「ありがとう」を生む仕事をしないといけませんね!
例えば
1)POP
2)SNS(ブログ、Facebook、Twitterなど)
3)お手紙
4)ブラックボード書き換え
5)清掃
こんなことです。
特に5)清掃なんてのはやってて当然ですね。
社員さんは「人手」ではなく「人」なんです。
社員さんは「使う」のではなく「活かさ」ないといけないんです。
「こんな考え方だから、流行っていないお店は汚いし楽しくないのか」と感じました。
ぜひぜひ、
お客さんから「ありがとう」をもらえない仕事は止めて、
お客さんから「ありがとう」をもらえる仕事にシフトしていきましょうね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。