【プレゼント用の商品を販売しているのであれば、レジ袋より紙袋が贈る方も貰う方も「大切」さを感じます】
この間、大切なお菓子屋さんでお土産の買い物をしました。
2500円くらい。
箱でお菓子を買って、レジで支払って。
「ありがとうございました」と、レジ袋に入れてくれました。
(・・・ん、これじゃちょっと、・・・いやいや、かなり安っぽいぞ!)
そう思った私は
「もし、あったらでいいんですが、紙袋はないですか?」と聞きました。
すると、「ありますよ」って答えて、紙袋に変えてくれました。
なんで、最初っから紙袋に入れてくれなかったんだろう???
・・・あ、おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
そうなんです。
パッケージはそもそも人の気持ちを「包む」ものなんです。
「包」の語源は「お母さんのお腹の中にいる赤ちゃん」です。
我が子を愛おしむような思いで、商品を包んでいるのです。
そしてその子が晴れの舞台に立つのであれば、
晴れの舞台用の特別な衣装を!
サッカーの試合に行くのであれば、サッカーのユニフォームを!
時と場合に合わせて変更しないといけませんよね!
ちょっと友達に300円くらいのお菓子を差し入れに!
これだったらレジ袋でOKでしょう。
大切な方への2500円のお土産!
これだったらやっぱり紙袋に入れますよね!
seedさんはしっかりと紙袋をご用意されております。
そうなんです。
パッケージ一つで、気持ちの伝わり方が変わってくるんですよ。
貰う方は「大切にされた」と。
贈る方は「大切にできた」と。
そう思いますね。
あ!
私の場合は自分用でも紙袋に入れて欲しい(笑)
もし、お土産やプレゼント用の商品を販売しているのであれば、
お客様に紙袋で用意してあげると喜びますよ~。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。