平成28年5月19日
２０１６年日創研経営研究会全国大会in新潟
愛～あなたの命を何の為に使いますか～に参加しております。

全国から１３００名を超える経営者が集まっての２日間の研修です！
今日は一日目をダイジェスト！
印象に残った言葉を紹介させて頂きます。

＜企業講演①　愛の経営～６坪のやきとり屋から東証一部上場へ、そして今～＞
株式会社　タイラ　代表取締役　平博氏

「一生懸命やってます」
「がんばってます」
「努力してます」
と言う人はあやしい。

「一生懸命やってるね」
「がんばってるね」
「努力してるね」
と言われる人は素晴らしい。

やっぱり、後者のような人間にならないといけないなと思いました。

＜基調講演②　社員愛・地域愛・人間愛　～いい会社をつくりましょう～＞
伊那食品工業株式会社　代表取締役副社長　塚越英弘氏

“人生は有限”

例えばハワイ旅行に行くとしたら？
思いっきり計画を立てて、思いっきり遊ぶ人が殆ど。
ホテルでずっといる人はいない。
それは「来たのにもったいない、せっかく来たんだから目一杯、遊ばないと」と思っているから！

じゃあ、これを仕事に置き換えると？
人生で仕事の時間って多い！
この仕事の時間をダラダラ過ごす。
これは幸せになることなのか？

仕事こそ、思いっきり計画を立てて、めいっぱい仕事をする！
「せっかく生まれてきたのにもったいない、せっかく生まれたんだから目一杯仕事しないと！」と思う。
これが幸せ！

“信頼”
信頼関係がなければ、いくら言っても伝わらない
信頼関係って一方通行はありえない。双方関係。
「俺は信頼しないけど、信頼してくれ」はありえない（笑）

尊敬、信頼している人から「君、ここができてない」と言われたら「そうだよなぁ～」
全く同じことを言われても、嫌いな人から言われたら、「何、言ってんだよ」

何を言うかより、誰が言うか。
信頼されなければ、何を言ったって聞かない。

信頼＝「言っていることとやっていること」が同じであること

“お客様第一主義って本当？”

伊那食品ではこの言葉は使いません。
お客様第一主義って、相手が一番で、自分が二番ってこと？
いやいや、自分が一番でしょう（笑）！

忘己利他（もうこりた）という言葉があります。
「己を忘れて、他人の利益に尽くすと、結果として自分が幸せになれる」

そう、人は「人のために」ではなかなか動けない。
伊那食品では「自分のためにやろう」という。

ラジオ体操も、「健康になって自分のため」だよね。
朝礼スピーチも、「人前でスピーチできるようになって自分のため」だよね。
掃除も、「気づきのスキルが高まって自分のため」だよね。
お客さんに尽くすのも、ひいては自分に返ってくる「自分のため」だよね。
ぜんぶ「自分のため」ですよね！

＜基調講演③　日本経済の活性化の鍵は地域愛～マッチョな２０世紀からしなやかな２１正規へ～＞　
株式会社日本総合研究所　主席研究員　藻谷浩介氏

誰よりも安い価格で提供し、他社が先に価格競争で潰れていく中、歯を食いしばって生きる！
そうすれば、地域業界全体が赤字に沈む！

客数が減る中で生き残るのは値上げの天才のいる地域企業！
品質重視の客層相手に十分利ザヤを取れるブランドのある商品サービスを売って生き残れる！