わかる財務分析 できる経営計画
10月11日は愛媛県は松山市に行っておりました!
日創研経営研究会の経営発表四国大会が行われたのです(o^-‘)b
経営者が自社の経営計画を語りあい、そしてお互いにアドバイスしていきます。
実際に経営に落とし込めますので、本当に勉強になります♪
経営研究会の最大行事です。
講師は10月8日のブログにも徳島でご講演頂いた村尾講師です。
内容
●「わかる財務分析 できる経営計画」
経営計画作成のポイント
①確実性が高いこと
→無理難題や妄想ではダメ
②わかりやすいこと
→自分だけがわかっているとか、業界用語のオンパレードはダメ
③説明できること
→社員さんや他の人にわかるように説明できること
●経営の優先順位
業績を上げようと思ったら、いきなり売上拡大に走るとキャッシュが回らなくなる。
①固定費削減…まずは自分でできるところから手をつける
②変動費削減…しっかりと粗利を稼げるように
③売上アップ
最後が売上アップなのです。
●賞与(ボーナス)と昇給
・賞与…清算するもの
利益がでないのであれば出さなくても良い。
ただし、全くの0だとモチベーションが下がる。
・昇給…未来投資するもの
「君にこれだけ期待している」と昇給する。
そのためにしっかりと粗利を稼がないといけない。
●やりがいを生み出すもの
やりがいは「非金銭的報酬」から生まれます。
それは「ありがとう経営」です。
具体的には
・「よくやったな」と誉めること。
・「こんなところが成長したね」と認めること。
・年に一度でも、表彰すること。できたら個別文章で。
●夢を確実にするために
計画は「確実性」が大事ですが、「夢」があることも大事です。
夢に確実性を、夢に現実性を持たせるような計画なら、周りの人を巻き込んでいきます。
●独りよがりにならない
計画の中に「お客さん」が見えることが大事です。
お客さんの喜びのために、当社はなにができるかということです。
そのためには知恵を働かせましょう。
そのためには情報収集です。
そのためにはお客様に深く入り込むのです。
●助成金や節税
両方とも大事なことでもありますが、これに力を入れすぎると、経営がずれます。
理念から外れてしまいます。
大切なのはお客様のために何ができるかです。
●マルブンの真鍋明社長のコメント
経営計画は社員さんと共に考え、社員さんがわかりやすいものにすることが大切です。
今、外部環境は最悪の台風状態です。
経営者諸君!社員諸君!
ふんどし締めなおして気合を入れろよ!
※
マルブンの真鍋明さんは愛媛でイタリアンレストランを経営されています。
徳島にも経営計画作成のお手伝いに来ていただいたり、本当に尊敬しております。
レストランは、いつまでも美味しいが響きあうような、素晴らしいレストランです。
みなさまも愛媛にお立ち寄りの際は、是非、お立ち寄りください。
HP
http://www.marubun8.com/komatsu.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。