<日創研徳島経営研究会「ブランドムービー委員会」の第4回目開催>
2016年7月12日(火)
日創研徳島経営研究会の総務拡大委員会活動として、
広沢自動車学校の大西恵介さんを講師にブランドムービーの勉強会が行なわれました!
「自社のブランドムービーを作ろう」
こんな趣旨で始まって、軽い気持ちで参加したメンバーも多かったです。
「参加したら自社ムービーができるんかな?」
でも、それは勘違いであると痛感させられました。
本質を見失っていました。
本来の目的は
理念を体現し、感動した体験をしっかりと記録しておくこと。
それによって、社内ブランディング・社内の理念浸透に使うということです。
ちなみに、話は変わりますが、
「グループ」と「チーム」ってどんな違いがありますか?
なんとなく、
「グループ」が「仲良し、遊び」、
「チーム」が「目標達成、団結」ってイメージないですか?
経営者や幹部なら「チーム」を望みそうですね。
ところが「新入社員」ならどうでしょうか?
「グループ」を望みそうな気がします。
大西講師は伝えてくれます。
「マズローの5段階欲求でいうと、
現代社会で一番欠落しているのは3段階目の社会的欲求(環境欲求)」
つまり、会社が「安心と安全の場」になってないんですね。
会社がそんな場所になるように、
「本物のグループは仲間意識を育み、互の絆を深める
そして、感謝が心をつなぐ
強いチームは役割を明確に、目的意識を高め、目標達成していく」
こんな状況をつくることが大切であると!
会社が「グループ」と「チーム」が状況に応じてスイッチを入れ替えて活動できる場になることが大切であると!
力強く力説されました!
そして、その切り替えスイッチが「感動」です。
「感動の理念ムービー」がその役割を果たすのですね!
実際に、参加者が作って来てくれたムービーを披露しあい、
感想を述べ合います。
うーん、短期間でみんなこれだけのムービーを作れるようになったってすごい!
ホンマに大西講師、ありがとうございます。
ぜひ、来年もっ!
ちなみに、パッケージ松浦の松浦陽司が作った動画はこちら。
<誇りを持てなかったパッケージ業に誇りを持てるようになったきっかけ>
https://www.youtube.com/watch?v=_OnsjaJWvTI
大西さんの足元にも及びませんが、よかったら見てね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。