<「松浦さんて人前で喋る時に緊張しないんですか?」>
昨日、ある方から質問を受けました。
「松浦さんて人前で喋る時に緊張しないんですか?」
はい。
確かに今はそれほど緊張しません。
(たまにはしますけど)
でも、昔。私は人前で喋るのめっちゃ苦手でした。
「人前で2分だけ喋ってください」
こんな依頼に対して胸はドキドキ。
魂の底から逃げたい。
そんな私でした。
でも今は120分でも、180分でも、ほとんど緊張しないですね。
というか人が多ければ多いほど、重要な場であればあるほど、自分自身が高まってます。
こんな風になったのも、根本的な価値観転換があったからだと思います。
ある時からそんなに人目を気にしたくなりました。
それは「いくら人前で格好つけてたってしょうがない」と言うことです。
大人が緊張する時って、「人前でかっこよくありたい」とか「惨めになりたくない」とかそんな時ですよね。
要は「人目が気になってる」時です。
でももともと私ってかっこよくもないし、そんな立派じゃないんです。
だからそんなことは気にしなくていいんだと思います。
むしろ素直に自分をさらけ出す。
素直に表現することで、自分が楽になる。
味方が増える。
そんなことに気付けたんです。
機会があれば人前で講演もするし、ミスもします。
そんな自分が好きだし、人から愛されているとも思います。
「あるがまま」でいいと自覚できるようになったんですね。
下駄で講演に行っちゃったりします(笑)
私の周りにいる辛そうな人を見たら、やっぱり過去の私に似ている人が多いです。
「失敗してはならない」
「恥をかいてはいけない」
これって思い込みですよね。
「失敗してもいい」
「恥はかいてはなんぼのもん」
そう思うと楽になります。
私のこの考え方が万人受けするとは思いませんが、
一人の心を楽にすることができたら嬉しいです(^^)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。