見た目で単価が変わる
商品にとって包装資材って、人間にとってのお洋服みたいなものですね。
店頭では商品に綺麗な衣装を着せてあげたいものです。
さて、皆さんに質問です。
まずはこちらのタマゴサンドをご覧ください。
どうでしょう?
あなたならいくらで買いますか?
いくらなら買いますか?
私なら80円~90円くらいかな。
さて、ではこちらの商品ではどうでしょう。
何円なら買いますか?
私なら140~150円くらいでしょうか?
でも、よく観てくださいね。
実は中身は全く一緒のタマゴサンドなのです。
変わっているのは包装資材だけ。
包装資材が変わるだけで、全く見た目が変わり、そして店頭価格が変わる。
そいいうことが起きるのです。
ちなみに、これは紙とフィルムの複合素材を使いました。
梅田の阪急百貨店でお店を出している「黒船 」という高級なお菓子屋さん。
こちらでカステラ1切れを販売していました。
どうです。綺麗でしょう?
ちなみに、こちらは200円で販売していました。
カステラ1切れが200円です。
非常に高級感がありますね!
パッケージ松浦では商品の価格に応じた包装資材のご相談も承っております。
どうぞ、お気軽にご相談ください(‘-^*)/
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。