<阿波踊り期間中にふと思った全国チェーンのホテルの対応について考察>
阿波踊り期間中に思ったこと。
とある全国チェーンのホテル玄関にこんな張り紙が!
「当ホテルをご利用の方以外のトイレをご利用はお断りさせていただいております」
ちなみに自動ドアもストップさせてました。
さあ、もし私がオーナーだったらどうしたかな?
「阿波踊り期間中、どこのトイレも混雑して大変かと思います。当ホテルでは1階トイレを開放しております。どうぞご自由にお使いくださいね」
こうしたいな。
阿波踊り期間中ですし、宿泊客も許してくれるでしょう。
(宿泊客は基本的に自分の部屋のトイレを使うでしょうしね)
もちろん、目の前を通る人は直接現在のお客さんではないかも知れません。
一時的にはトイレ開放は不利益になります。
でもね、私がこの「お断り張り紙」思ったのは
「うーん、このホテルのことちょっと嫌いになったな。県外出張行った時に泊まるの止めようかな」ということです。
さらに県外からお客さんに
「徳島に泊まるのにどこのホテルがいいですか?」と聞かれた時に、
「うん、××ホテルは止めておいたほうがいい」というかも知れません。
目先の不利益。
その先の利益。
・・・というか、お客さんや地元の人を大事にしているか?
昨日の夏休み最後の日曜日の夜に思ったことは概ねそんなことでした。
あ、おはようございます(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。