【パッケージの正面は一つじゃない!ダブルフェイス、トリプルフェイスという考え方のパッケージマーケティング】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
先日の徳島物産館さんに訪問させていただいた時のネタがもう一つありました!
それは「ダブルフェイス・パッケージ」という考え方です。
他社事例ですが、紹介させていただきますねー。
それがこちら!
一体、何が変わっているかというと、
「ケースの正面が2つある」んですよ。
ケースとしては一つなんですが、
側面の片方をまるで正面のようなデザインにすると、こうなります。
つまり、売り場で正面、表のような側面、正面、表のような側面、と並べることで、
展示効果が抜群に高まるというもの!
こちらの商品も1種類の商品が並んでいるだけなのですが、
2種類の商品が並んでいるようにも見えますよねー!
展示効果が高いです。
さらに、面白い進化をさせようと思ったらこんな方法があります!
「ダブルフェイス」を超える「トリプルフェイス」です!
花の慶次 日本酒パッケージ
はい!
もうお分かりのとおり、左側面、正面、右側面のパッケージの絵をつなげることができるようになってます。
パッケージは一つなんですが、こうやって3つ揃えて完成するようなデザインにすると、
「うーん、一つでいいんだけど、三つとも買おうかな?」ということも起こりますよ♪
東京駅のお弁当などもこんな風にしてたりしますねー!
ダブルフェイスパッケージで展示効果を高める!
トリプルフェイスパッケージでお客さんに「もう一個」を生む!
そんなパッケージマーケティングでした!
徳島県物産館の尾崎社長、ありがとうございます。
徳島県物産館(とくとくターミナル内)
http://www.bussankan.jp/
徳島県板野郡松茂町中喜来前原東四番越14−1
088-699-8005
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。