【業界の常識に縛られるなっ!商品の価値を劇的に高めるたまごのパッケージ】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
昨日は日創研全国経営発表大会に参加!
(今日もですけど)
本当に世の中の固定観念にとらわれていることに気づきます。
「うちの業界は××だから」
「だって入札が当たり前だから」
「低単価になるのは仕方ない」
その反面、すごい人もいるわけです。
「業界は安売り競争だけど、うちは参加しない」
「言い値が通らないともう仕事は受けない」
うーん、業界の常識を覆して、後者のようになりたいです。
・・・というわけで、
本日は海外の卵パッケージの事例を紹介します。
「卵のパッケージといえば、10個パック!まあ、最低でも6個パック」
「え?!たまごって日常品だから安売りが当然でしょう」
まあ、普通に考えたらこんな感じでしょうね!
でも、もし、こんなパッケージがあったとしたらどうでしょうか?
うーん、欲しい。
欲しくなりませんか?
なんと、卵1個入りですね。
日本のスーパーではありえないパッケージです。
しかも、パッケージ自体が何種類もあります。
こっ、これは揃えたい!コンプリートしたい!
商品の価値って、大きく2つに分かれると思うんです。
1 モノ(当たり前価値)・・・あって当たり前の価値
2 体験(魅力的価値)・・・付け加わると魅力的な価値
たまご自体の「おいしい」とか「安全」とか「衛生的」とか、
あって当たり前の「モノ」ですよね!
こんなパッケージになることで、とっても魅力的になります!
「プレゼント」になるかも?
「話題」になるかも?
「SNSネタ」になるかも?
こうなれば、1個100円でも私は買いたい!
1パック10個120円とかの低価格路線から抜け出すことができるのです!
商品を生まれ変わらせるのは「パッケージ」だと気づかせていただきますねっ!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。