発想の転換で販売拡大を狙え!
少し前の話ですが、森永から「逆チョコ」というものが販売されていました。
こちらがその画像。
印刷文字などが殆ど反転文字で書いてあります。
「バレンタインは女子から男子へ」という発想を逆転し、
「男子から女子に送ってもいいじゃないか」と販売されました。
「女性の9割は逆チョコが欲しい」と思っているそうで、そのウォンツにぴったりあった商品ですね。
さて、このチョコ、何が変わっているかというと、
…ぶっちゃけ、パッケージのデザインだけなんです。
中身のチョコも一緒。
販売方法も一緒。
定価も一緒。
でも、「逆チョコ」と印刷を入れ、文字を反転させるというデザイン変更だけで、
今までは決して買わなかった男子がチョコを買うようになったのです。
これが「パッケージマジック」???
発想を転換するだけで、いろいろと販売拡大できるかも知れませんね。
家族向け5個入 ⇔ 核家族向け3個入
白 ⇔ 黒
子供 ⇔ 大人
袋 ⇔ ケース
低価格 ⇔ 高付加価値
短時間 ⇔ 長時間
3個入 ⇔ 1個入
国内 ⇔ 国外
いろいろな発想の転換で、販売拡大狙ってみませんか?
カテゴリー | 日常ブログ
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。
2 件のコメント
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それって面白いですよね。
日本人は、割りと新しもの好きなんで、ちょっとした変化でも良いかも知れませんねo(^-^)o
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はい!
少しの発想で、売れ方が変わります。
のぶははさまも、『こんなパッケージがあれば良いのにな』とか、よいアィデアがあれば教えてください。