【パッケージを変え、ターゲットを変え、販路開拓したマルメンさんの徳島ラーメンパッケージ】<パッケージデザイン・制作のパッケージ松浦(四国徳島)>
おはようございます。
パッケージデザイン・制作のパッケージマーケッター松浦陽司です!
パッケージ松浦では、同じ商品でも、複数のパッケージを作ることを提案することがあります。
同じ商品でも、パッケージを変えたらターゲットが変わりますよね。
実際に、マルメンさんで行った事例がこれ!
マルメン 徳島ラーメン4食入り
もちろん、何用かと言えば、お土産用です。
渡す相手はお友達や親戚の方になるでしょうね。
この中身は同じ商品でも、パッケージを変えてみました。
例えばこれ!
マルメン 徳島ラーメン2食入り
こうなってくると、「誰かへのお土産」と言うよりは、「自分への手土産」になりそうですね。
そうなんです。
パッケージを変えることで、ターゲットが変わるんですね。
「誰かへのお土産」の場合はしっかりしたパッケージということで4食入りケース。
「自分への手土産」の場合は持ち帰りやすいパッケージということで2食入り袋。
こんな感じです。
同じ商品でもパッケージの形状、入数を変えることで、
ターゲットが変わって、売り場も、売れ行きも変わることがありますね。
ちなみに、こちらの徳島ラーメンは2014年の夏に売上が3倍になるというびっくりすることがありました!
その理由はこのPOPだったんです。
ヒルナンデスに47都道府県 B級グルメランキングで紹介されたのに、
35位だって、もうとっても悔しかったという思いを力いっぱい表現したPOP!
その後、味も認められて、東京のアンテナショップにも採用になりました。
パチパチパチパチ。
気になったアナタは、徳島県物産館さんのホームページからご購入いただけます。
http://tokushima-shop.jp/?pid=794496
よかったら、寒い冬の日に、温かい徳島ラーメンで温まってね♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。