【パッケージを纏めるだけでも、ガーナチョコの価値が変わるんだ】 <パッケージデザイン・制作のパッケージ松浦(四国徳島)>
こんにちは!
パッケージデザイン・制作のパッケージマーケッター松浦陽司です!
今日は南海フェリーの中でブログを更新しております。
さてさて、もうすぐバレンタイン。
女性のアナタはもう準備できましたか?
本日はガーナさんのパッケージマーケティング事例を紹介させて頂きます。
パッケージをまとめるだけで、違う価値が生まれるというお話。
スーパーなどに行くと、ガーナチョコレートが随分と押し出されてます。
ま、ガーナチョコレートをプレゼントをする相手ってことは、義理チョコなのかも知れません(笑)
もちろん、通常の1枚で販売されている商品が多いのですが、
・・・あれ?
10枚パックがあるぞ?
これってなんなんだろう?
うん、きっと2つの意味がある。
一つ目は「義理チョコ用のまとめ買い促進」ですね。
義理で渡す相手が多い女性にぴったりです。
でも、実は違う目的もあるんです。
二つ目の理由は「手作りチョコを渡そう」ということで、
その材料としてまとめ売りをしているということ。
11枚パックなんてのもあるみたい。
ロッテのガーナのホームページを見ると、現在は手作りチョコ押し真っ只中!
「#手作りチョコガーナ」で投稿しようなどに、SNS連動企画もあります。
本命チョコも友チョコもガーナにお任せってことで、
チョコをつくる楽しさを消費者に伝えておりますね~。
レシピもいっぱい乗ってます。
(※あくまで現在はという話です。 http://www.lotte.co.jp/products/brand/ghana/ )
こうやって、パッケージをまとめるだけでも、
「義理チョコ」から「本命チョコ・友チョコ」へ!
「自分用」から「プレゼント用」へ!
価値が変身しちゃうなんて、面白いですね!
バラはまとめて。
まとまっているのはバラして。
私たち中小企業にお置き換えて考えると面白いですね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。