【ロングセラー商品のパッケージリニューアルの注意点とは?!山亜里製茶さんに訪問しました!】<パッケージデザイン・制作のパッケージ松浦(四国徳島)>
「長年パッケージリニューアルしたことないです。
そして固定客がついてます。
でも、パッケージ変更したいんです!」
あ、おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
昨日は静岡県御前崎市にある山亜里製茶さんへ訪問してました!
増田有美社長(女性)は以前に徳島で開催された「まっすー&まっつー」セミナーに、わざわざ来てくれたご縁です!
(その時の様子その【1】 と その【2】)
山亜里製茶さんは創業110年!
歴史ある製茶会社で、かの有名な料亭○○○んさんが長年愛用し続けているお茶!
こんな方たちと一緒に仕事できるなんて楽しみです!
しかし、問題があった!
冒頭の質問です。
「長年、パッケージリニューアルしたことないです。
そして固定客がついてます。
でも、パッケージ変更したいんです!」
そう、長年売れ続けている商品のパッケージリニューアルというのは大変、気を使います。
売れてなかったら思い切ったことができます。
「そーなんですか。売れてないんだったら、パッケージも、ネーミングも、売り方もまるで変えちゃったらいいんじゃないですか?」
そうすれば良いだけ。
でも、売れ続けている商品は違いますね。
変な話ですけど、例えばコーラが急に紫色のパッケージにしたとします。
でも、コーラを買いに来る人は、コーラレッドを目指して買いに来るわけです。
紫のパッケージを見て、、、・・・見ても、まずコーラだと気づかない。
気づいたとしても、「いつものコーラと違うでしょ」ってなる。
結果、買わない。
こんなことが起こるんですよね。
だから、ブランド化、というか人々に知れ渡っている商品のパッケージリニューアルは大変!
「この商品らしさ」を残しながら
「新しさ」を表現する。
ただ、、従来客は目減りします。
浮気?
死別?
とにかく減ります。
だから、新規も大事なんですよね。
リニューアルも大事っす。
このプロジェクト、2017年内に指導して、報告出来る予定です!
またお楽しみにしててくださいねっ!
山亜里製茶さん、ありがとうございます。
増田社長、がんばりますっ!
http://yamaari.com/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。