アンリシャルパンティエの戦略
お菓子業界でブランドを確立しているアンリシャルパンティエ!
おいしいを、届ける。
品質を、まもる。
地球と、つながる。
このようなコンセプトにこだわり、大躍進を続けています。
最近、大阪の梅田阪急百貨店のアンリシャルパンティエ店舗に寄ってきました。
そこで見つけた3色の可愛い箱。
お洒落ですよね♪
中身はそれぞれ、何だと思います?
答えはずばり!「全部一緒」!
中身は3つともフィナンシェなんですよ。
では、なんで、3種類も箱を用意するのか?
ここに恐るべき戦略があるのです!
売り場にはこんな風に、3つがきれいに入る袋が用意され、ディスプレイされております。
(ちなみに、2つ用袋もありました)
こんな入れ物が用意されていたら、
「2個で良いか」と思っていた人が、「せっかくだから3色とも揃えてしまおう」となってしまうではないですか!
写真は思わず3色とも買った松浦純子専務です(笑)
2個でいいと思う人に、もう1個買ってもらって、売上が伸びる!
買った人は可愛い3色を揃えて嬉しくなる!
なんとも楽しい戦略ですね。
みなさまも、このようなパッケージ戦略を考えてみてはいかがでしょうか?
パッケージ松浦が相談にのらさせて頂きます!
※
ちなみに、今回のネタは全て松浦陽司の推測を基に構成されております。
アンリシャルパンティエさんに確認を取ったわけではございませんので、
アンリシャルパンティエさんへの問い合わせなどは絶対にやめてくださいね(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。
2 件のコメント
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するどい眼力
みるめ
養わないといけませんね。
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>タクドラの金太郎さん
私は分かってて、その戦略に乗ってしまうのが好きです(笑)