【思い出が語れる、物語が伝わる、そんな「レストランよねむら」の缶パッケージ】<パッケージデザイン・制作のパッケージ松浦(四国徳島)>
例えば、京都に旅行に行って、帰りに何をお土産に買うか?
お漬物?
八つ橋?
クッキー?
・・・いやいや、きっと地元に帰ってから
「この間、京都に行ってさ。こんなところに行って。」
なんて「思い出」を語れるようなお土産を買いたいんじゃないですか?
あ、おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
今日も「いいなー」と思うパッケージを見つけたので紹介させて頂きます。
祇園や銀座などに展開している高級レストラン
「レストランよねむら」の、例えば祇園本店に行ってみる。
美味しい料理に舌鼓を打つ。
素晴らしい空間。
楽しい思い出ができる。
「ああ、そう言えばあの人にここの思い出を話したいな」
そんな風に考えたときに、こんなクッキーがあったらどうでしょうか?
レントランよねむらのクッキー
「いやいや、別に蓋が瓦なだけでなんの変哲もない。。。」
・・・と思った方はもうちょっと先までお付き合いくださいね♪
パッケージの側面も見てみましょう。
「・・・ん?なんだこの風景は?」
そう思っちゃいますよね。
実はこれ、玄関先でお客様に「いらっしゃい」の時の様子を表現してます。
さらに、パッケージを回して、別の面も見てみましょう。
お店の中でのお客さんの楽しんでいる様子。
お店のお庭の風景。
そして、再びお店の中の様子。
うーん、お客さんがレストランよねむらで楽しんでいる様子がめっちゃ伝わる!
そして、お土産として地元に帰った時に
「レストランよねむらってところに行ってね、その時の料理が、お庭が、空間が!」
なんて語れちゃうパッケージです!
オンラインショップを見てみると、
「レストランよねむら祇園本店でお食事をしていただいた記念になるようにとの願いを込め、店の風景をイラストで表現しました。」
と書かれていました。
やはり、その通りだったんですね。
こんな風に贈る方も語って嬉しい。
貰う方も語られて嬉しい。
しかも、そのお店の物語が伝わるパッケージっていいですねー!
duct_id=5″ target=”_blank”>http://yonemura-ec.com/ec/eccube-2.11.5/html/products/detail.php?product_id=5
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。