幸せの条件③「修行」 ~大谷徹弉さん~
大谷徹弉さんが行場(修行の場)に入ったとき、それは過酷な修行をしておりました。
そんな時に応援に来てくれた人が大谷徹弉さんにかける言葉は決まっていました。
「お疲れ様」「大変ね」「頑張って」「御苦労さま」
…誰も、「代ろうか」とは言いません(笑)
だって、誰も代われないのです。
その修業は大谷徹弉さんのものであり、誰のものでもないのです。
人間には「死」が必ずやってきます。
「老」「病」「死」も避けられません。
これも、誰も代わってはくれないのです。
みなさん、「幸せ」な人生を送りたいんですよね?
それでは、「幸せってなんですか?」「このために生きているという目的」はありますか?
ホンダの本田宗一郎さんは死ぬ間際にこういったそうです。
「人生を楽しませてくれて有り難う」
これは目的をもって、一所懸命生きたからこそ言える言葉です。
私達は死ぬ間際、どんな言葉をいうんでしょうね。多くの人はこういうでしょう。
「俺の人生って、なんだったんだ?」
なぜ、これほどまでに本田総一郎さんと違うのでしょう。
みなさん、人生は短いですよ。
「気づいたら、今の年だった」というような無意味な年を積み重ねているうちに、「気づいたら終わりの時が来た」となってしまいますよ。
人生は修行です。
修業とは「やめずに続けること」です。
一生懸命、人生の修業を続けてみませんか?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。