【現場のお客さんになりきってパッケージしよう】~とくとくターミナル内のお土産物屋さんの場合~
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
本日の昼間はパケマツランチパーティー予定で楽しみです♪
さて、パッケージを開発する上でお客さんのことをしっかり考えるって大切です。
「現場のお客さんになりきる」ってことですね。
例えば、とくとくターミナル内にある徳島県物産館というお土産物屋さんで「かりんとう」を販売する場合。
普通に考えると「ああ、お土産物屋さんね。じゃあ、観光客ね」ってなるところなんです。
でも、実際に売り場に立っている尾崎社長にお話を伺うと見えてきました。
とくとくターミナルに来る観光客の特徴3ポイントです。
1)「うちに来るメインのお客さんはバスツアーの観光客が多い」
2)「地元の人へのお土産というか、自分用のバスの中でちょっと食べれる自分土産を買う」
3)「バスの中で食べるので、一緒に乗っている人に分け分けできると更に喜ばれる」
なるほど。こうなるとパッケージは小さくした方がいいな。
「徳島の職人が作ったそば粉かりんとう」
もちろん、徳島土産であることはネーミングで伝えます。
そして、手のひらサイズのパッケージ!
気軽に一人でひと袋食べれるサイズです。
ちなみに108円!買いやすい!
さらに、分け分けするニーズがありましたね!
5袋入の箱も用意しました。
これでバス内でシェアもできます!
和気藹々とした社内の雰囲気がイメージできそうですね!
こんな風に「単にお土産物屋さん」って言うんじゃなくって、
「どんなお土産物屋さん?」
「どこのお土産物屋さん?」
そして、そこには「どんなお客さん?」が来ているの?
調べたり、イメージすることって大切ですね!
さらに詳しくはこちら!
https://www.p-matsuura.co.jp/result/14259.html
徳島とくとくターミナル
〒771-0212 徳島県板野郡松茂町中喜来前原東四番越14−1
http://toku-toku.com/
市岡製菓(株)
住所: 〒770-8023 徳島県徳島市勝占町中山39−12
電話:088-669-3203
http://www.ichioka-seika.co.jp/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。