<「競争」を止めて「戦略(戦わない)」、そして「共創」するパートナーへ>
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
昨夜は包装資材業の同業者、三恭紙器の山本陽一さんと会議&食事してました。
いわいるライバル企業です。
なぜ、ライバルとそんなことをしていたのか???
その前にクイズです。
あなたが牛丼屋のオーナーさんだったとします。
結構、繁盛していました。
でもある日突然、、、
北に吉野家!
南にすき家!
東に松屋!
西になか卯!
・・・ができたとします。
さて、オーナーであるあなたはどうしますか?
かなりキツイ状況ですね!
多くの場合は「競争」します。
「価格競争に負けてたまるか!!!」
「うちは200円で販売してやろう!!」
うーん、思いつきそうですが、これは不毛ですね。
そもそも大手に勝てるわけがない。
自社が潰れるまでの消耗戦になりそうです。
でもね、ちょっと考えたら選択肢は他にもあるんです。
例えば「戦略」的な考え方をすると
「牛丼屋さんが4軒もあるんだから、うちはお蕎麦屋さんになるか!」
と言って業態変更すること。
・・・うん、これなら戦わなくていいですね。
強固なライバル他社と戦う必要なんてなくっていい。
さらに、ライバル他社をも味方にして、成果を「共創」する方法もありそうです。
例えばお米屋さんに変身する!
「周りの牛丼屋さんにお米を卸してあげるよ」なんてことです。
もはやライバルではなく、お客様!
お互いに成長する友になれるのです。
「競争」から「戦略」へ そして「共創」へ!
そんな選択肢があってもいいんじゃないでしょうか?
こんな選択肢を得るために、ボクたちは勉強するんですね。
勉強していないと、こんな選択肢を思いつかない。
話は戻って、山本さんと一緒に会議&食事をしたのは
パケマツと三恭紙器が、
「競争するライバル企業」から、
「成果を共創するパートナー」へと変革(イノベーション)できないかなと思ったからです。
そう、山本さんとは中小企業家同友会で共に学んでいる仲間なんですよね。
山本さんも快く応じてくれました。
しかも、、、ボク、桑原、太田がびっくりするようなシナリオも描いて提案してくれました。
さー、一つずつ実行していきましょう!
山本さん、ありがとうございます。
パケマツと三恭紙器の今後の展開をお楽しみに!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。