中村文昭さん【18】 あんたでないとアカンねん
あんたでないとアカンねん
このように師匠の教え4カ条を実践し、予測を超える仕事をして、お客様を喜ばせることができれば、必ずお客様はリピーターになります。
それどころか、お客様があなたの会社の営業マンになって、お客様を拡大してくれます。
保険などのトップセールスマンは、こうやってお客様の心を掴んでいます。
だから、お客様が、お客様を営業してくれるのです。
「騙されたと思って、一回、あのセールスマンに会ってみんで。悪いようにはならんよ。一回、見直してもらうだけでいいんよ」
こうやって紹介してくれたお客様は、会う前から9割方、成約が決まっています。
そのようになるためには、「目の前の一人のお客様」を喜ばせないといけません。
「目の前の一人のお客様」のために、予想を超える仕事をするのです。
そうすると、「あんたから買いたい」「あんたでないとアカンねん」という関係が築けます。
会社でもそうです。
上司の指示やお願いに0.2秒で返事し、予想を超える結果を出すと、「この仕事、お前に任せたいんや」と頼まれごとの仕事が集まり、試されごとと捉えて、また予想以上の結果を出すと、自分も会社も楽しくなっていきます。
カテゴリー | セミナー・勉強会参加 , 徳島経営研究会
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。