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HOME > BLOG > セミナー・勉強会参加 > 徳島経営研究会 > <「喜びを創る喜び」って何だろう?>~山のせさんの理念経営に触れて~
2018年04月16日

<「喜びを創る喜び」って何だろう?>~山のせさんの理念経営に触れて~

2018年4月10日(火)
西精工さんベンチマークの後は、山のせ石井店さんへ移動!
引き続き、南大阪経営研究会&徳島経営研究会のベンチマークツアーが続きます!


まずは山のせランチ!
うーん、凝りに凝った見た目も美しい細工寿司に舌鼓!


そして素敵なランチのあとは早藤晋弥常務と早藤孝規室長による戦略と方針についての発表でした!

実は山のせさんの創業は「せいめんぎょう」だったそうです。
でも今の「製麺業」ではなく、「製綿業」。
そう、布団の綿などを打ち直すお仕事をされていました。

創業者が、その布団の打ち直しの仕事で、お客様が
「ふとんがふわっふわになった」
「こんなにふわふわになるなんてびっくりした」
「ホントに昨日は良く眠れた、ありがとう」
そんな風な言葉を頂いたのが嬉しくて嬉しくてしかたなかったそうです。

この創業者の体験がやがて
社是「喜びを創る喜び」へと変わっていったそうです。


だから、山のせさんでは「喜びメモ」をとっているそうです。
「あ、こんなことでお客さんが喜んでくれた!」
「うわ、こんなことがお客さんの笑顔に繋がるんだ」
そういったことをメモで残しておいて、社員さん同士で共有することで、さらに喜びをつくっているんですね。

もう一つ、お客さんの「不」に気づくとそれを「つぶやきメモ」で残すこともしているそうです。
「なんか、これ味が濃すぎるな」
「ちょっとお水出すのが遅いんじゃないの?」
こんな不満のメモです。

「そんなメモを書くように言うと、仕事が増えるから、社員さんが嫌がれへん?」と質問がでました。
それに「逆なんです。不をそのままにしてると、不が重なって、後ほど余計に仕事が増えるんです」
だから、山のせの社員さんは積極的に「つぶやきメモ」を書くそうです。
ほー、なるほどなー。
一つ一つの行動の「目的」をしっかり理解されているな。
さすがです。

本当に全社員がしっかりと理念や方針を理解し、行動しているからこそ、
ボクも山のせグループによく通っちゃうんだなと思いました(笑)
これからも通いますよー。
勉強させていただいて、ありがとうございました!!!

山のせグループ
http://www.yamanoce.co.jp/

<追記>
山のせ・山かつさんグループではドレッシングのお持ち帰りができますよー!

生ドレ
「山かつ」ロゴは大きく配置!
「家でも山かつ」感を出します。

そして「無添」と二文字!
何も添加物を使っていないことを連想させます!

4種類あって、ボクのオススメは生ドレッシング!
ぜひぜひ、お試しくださいませ。

開発秘話はこちら
https://www.p-matsuura.co.jp/result/18907.html

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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