<大阪産業創造館様主催 パッケージマーケティングセミナー開催させて頂きました>
2018年7月10日(火)
大阪産業創造館で講演させて頂きました!
【商品力向上セミナー】
<提案力(みせる)編>
価格競争からの脱却!
〜パッケージを変え、商品価値を上げる〜
実は2年前に同じタイトルで開催してのリピート講演でした!
それだけパッケージに関する意識が高いってことですね。
当日は80人を越えるお申し込みがあり、キャンセル待ちになったんだとか。
なんて有り難い話!
産創館さんのさすがの集客力です。
今回はけっこう、同業のパッケージ会社や、デザイン会社などからも多く参加されていたみたいです。
中には「松浦さんのブログを楽しみに読んでます」なんて申込書に書いてくれていた人も!
なんて嬉しい。
その中にあった質問がこちら!
パッケージ屋の営業マンからです。
Q 得意先からのデザイン依頼時、ほとんどが「おまかせ」で、
興味がないのか、もしくはどう指示したら良いのかが、分からないのか・・・
という状況が、多々あります。
その割には、デザインを出してみたら「なんか違う。」
こういった状況では、どのように対処されておりますでしょうか。
教えていただければと思います。
いやー。よく分かりますよ!
こう言った依頼って多いですよ。
これは質問するしかないですね。
「どこで売るんですか?」
「誰に喜んでもらいたいんですか?」
「何円で売りたいですか?」
「最近のお客様の声ってありますか?」
すると、見えてくるもんなんです。
「スーパーか道の駅かって言われたら、道の駅だね」
「若い人か、年配かって言われると、年配かな」
「男女で言うと、女性だね」
「そうそう、お客さんからは15個も要らないって言われた」
そうしたら、そのお客さんの像、
ターゲットって言ってもいいし、
ペルソナって言ってもいいんだけど、そのお客さんを喜ばさせるようなパッケージにしないといけませんね。
ちょっとはヒントになったかな?
あともう一つ。
これはデザインされている方から。
Q パッケージをリニューアルして、商品の売り上げは上がることが多いと思いますが、
その後売り上げを維持するための販促で、具体的な良い方法はありますでしょうか?
リニューアルをしても、すぐに売り上げが落ち着くことも多いので、販促にも目を向けたいと考えています。
これについては、パケマツでははっきりしているんです。
販売促進業ですから、あとからもフォローしようって。
具体的にはPOP、プレスリリースの指導を行う。
また場合によっては、お客様の会議に入らせてもらって、一緒に経営課題をクリアするなどです。
これは伝えたら喜んでくれましたね。
よかった。
それにしても、2時間しゃべりっぱなしだったんですが、みなさん、必死で聞いてくださいました。
司会の山本さん、運営の徳中さん、おかげさまで盛り上がりました!
そして、あれ?
池田 奈帆美さんではないですか!?
サンソウカンスタッフではないのに、撮影からサンプル回収まで、スタッフばりに活躍してくださりありがとうございます!
お越しくださった皆さんにも喜んでもらえたかな?
最後の名刺交換の感触だと、よかったと思います。
ご参加くださった皆様もありがとうございます!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。