【JAアグリあなん様 たけのこの水煮「筍かぐや姫」パッケージ開発】
生鮮品の場合、多くの女性は新鮮さを見たいと思う。
だから、パッケージに敢えて透明部分をつけたりするのもいいですね。
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
JAアグリあなん様から、
たけのこの水煮パッケージリニューアル依頼を頂きました。
従来のパッケージがこちら!
beforeパッケージ(表)
アルミ袋を使用して、高級感を出しています。
たけのこは、カラーで印刷されております。
残念ながら中身は見えない状況です。
beforeパッケージ(裏)
こちらもちょっと淋しい感じになってます。
・・・ということで、パッケージリニューアル。
今回はいきなり見てもらいましょう!
こちらです!
afterパッケージ(表)
うわー!
かわいい感じになりました!
中身のたけのこも見えるのが嬉しい!
beforeパッケージ(表・裏)
シズルを伝える写真も入れました。
料理の仕方がわからない人の為に
レシピも導入!
さて、どうやってこのパッケージになったのか?
言うこと聞かないデザイナー桑原基輔は考えた!
1)パッケージ素材
「材質変更して、中身も見せちゃえ!」
アルミ袋から、透明袋へ変更。
たけのこが見える窓をつけました!
中身が見えて、奥様も安心!
2)ネーミング
「たけのこの水煮だけだと他の商品と紛れるから、
覚えてもらいやすい名前にしなきゃ」
「たけのこの水煮」から
「筍かぐや姫」へ生まれ変わりました。
竹取物語もイメージできたりで、覚えやすいでしょ。
3)レシピ
「料理したあとの様子もわかるように。
レシピも分からない人もいるだろうしな」
こちらは裏面に記載。
4)キャラクター
「何より、店頭で目立たそうと思ったら、
キャラクターがあるといいよね!
生鮮物売り場でそういうのないし。
たけのこの水煮では、全くないし」
ということで、ネーミングから由来した
かわいいかぐや姫をレイアウト!
いい感じになったでしょ?
もう一回、見てみましょうか。
これがbefore
こちらがafterです!
淡い色使いも優しい感じですね。
楽しい感じも伝わります!
こちらの商品は、マルナカ各店(四国+淡路島)で発売中!
http://www.marunaka.net/
ぜひぜひ、見かけたらお買い求めくださいね♪
阿南農業協同組合(JAアグリあなん)
http://www.ja-anan.jp/
徳島県阿南市桑野町上張15
0884-26-1813
★★★ 今後のパッケージマーケティングセミナー予定 ★★★
<徳島>
2018年11月8日(水)
<まっすー(すごはん増澤美沙緒)&まっつー(パケマツ松浦陽司)コラボセミナー>
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。