<働き方改革を一言で言うと?>~誰もが働きやすく「選ばれる企業」になるために~
「働き方改革」ってなんなのさ?
単に労働時間を短くすること?
いやいや、なんだかちょっと違うような気がする。
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
2018年11月13日(火)
トークセッションinパークウェストン
<誰もが働きやすく「選ばれる企業」になるために>
に参加してきました!
普段から仲のいい
市岡製菓の市岡沙織社長!
フジタ建設コンサルタント 藤田達也社長!
揃って登壇されたので、見逃すわけにはいかない!
まずは、市岡製菓さんの働き方改革の紹介です。
市岡製菓さんは殆どの社員さんが女性なので、
女性が活躍できやすいように取り組んでおります。
大切にしているポイントは3つ。
1 仕事と育児の両立
2 女性同士のサポート体制
3 仕事の棚卸
この3つがうまく起動するように
コミュニケーションを大切にしているそうです。
ただ、難しいのは、一人ひとりの女性の働き方が違うので「正解がない」ということ。
・私は近いし、家族のフォローもあるから、結婚前と同じくらい働きたい
・いやいや、私は子育てバリバリせなあかん核家族なので、仕事半減して欲しい
・産んだ人ばかり早く帰れるのがおかしい。
こんなことが起こるので、
「全員が協力して、残業を減らす」ってことを大切にしているそうです。
沙織さん自体が2度産休を体験。
その度に、仕事内容が変わったそうで、
その度に、仕事の棚卸が行われ、しっかりと「するべき仕事」「たいせつな仕事」が残ったとのこと。
なるほどねー。
そして、フジタ建設コンサルタントの藤田達也社長のお話。
「まず、いいと思ったことはやってみる」
「うまくいかなかったら止めたらいい」
そんな姿勢で望んでいるそうです。
建設業界では「タブー」とされている「NO残業デイ」!
「閑散期の水曜日はノー残業ディだから!」
と、強制的に社員さんを帰らせたとか。
初めはブーイングも起きていたそうですが
じょじょに慣れてきているみたいですね。
やってもないのに
「タブーだから」
「やったことないから」でやり出さないのはいけませんね。
さて、トークセッションの最後。
「一言で言うと、働き方改革とは?」とコーディネーターから振られました”
市岡沙織社長からは
「働き方改革って、働く時間を単純に短くするってことじゃなくって、効率化して短い時間でできるようにすること」
藤田達也社長からは
「やっぱり会社として、何のために働き方改革をしているのかが大切。目的を忘れて、ノウハウばかりになってはいけない」
なるほどなー。
「何のために」が「社員さんの幸せ」に繋がってないといけないなー。
パケマツもそんな働き方改革に取り組もうっ!
勉強させていただき、ありがとうございました!!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。