西精工さんの経営品質賞受賞スピーチ②
【2】組織の土を耕せ
5年前、社長になって、まず自分で勉強に取り組み始めた。
その後、部門のリーダーと一緒にセミナーに参加し、共に勉強を始めた。
経営品質に取り組むよりも、まず理念の浸透が課題だった。
そして今では、全社員と価値観の共有は「これでもか!」というくらいにやっている。
価値観の共有、理念の浸透は、組織という土壌を耕すのと同じである。
花より先に実のなるようなことはない。
種より先に芽の出るようなことはない。
しかし、土がしっかりしていないと、種も腐ってしまう。
まず、社風・企業文化をしっかりと確立しなければならない。
(土を耕さないとならない)
経営品質とはこの種でいいのか?
もっといい花の咲かせ方はないのか?
水のやり方は?
そういうことを常に考えていくことです。
カテゴリー | 日常ブログ
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。