「俺の名前が商品名だ」のワイン ~ドン カミッロ~
まず、ありさんはいい感じに禿げていて(笑)、丸眼鏡の口髭姿で、ソムリエっぽい!
ありさんに注いで貰うだけで、ワインが美味しくなって、1000円高くても納得しそう
ワインも出す時も普通ではない。
うんちくを語ってくれます。
「こちらのワインは、先日お飲み頂いた×××と同じファルネーゼ社のワインでございま
(4~5ヵ月前に来たことを覚えている)
このワインの「カミッロ」は、実はファルネーゼ社の社長の名前です。
だから、「ドン カミッロ」です。
「社長の名前をつけるなんておかしい」と社内で大反対になったそうなのですが、
カミッロは「俺の名前をつけるんだ」と押し通したワインです。
その品種は・・・(まだまだ続きます)」
まず、前に来たことを覚えていてくれて嬉しい。
そして、これだけうんちくを語りながら出してくれます。
思わず、人に喋りたくなります。
2000円高くなっても納得しそう(笑)
まさに、商品を売るのではなく、体験を売っているのですね。
「人に喋りたい」の工夫が大事ですね。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。