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2011年08月8日

「体験+パッケージ」が記憶を呼び覚ます

おはようございます。

昨日で3週連続の週末プールだった松浦 陽司です。

どんどん日焼けで真っ黒になっていきます。

娘の凛がもっと真っ黒、・・・心配(笑)


商品をつくるに当たって、

「素人に簡単に作れたら買ってくれないから企業秘密」にしてるところもあるのでは?


実はこれって結構、逆なんですよね。


人は商品を買いに来るわけではないんです。

人は体験を買いに来るんです。


岐阜県にタニサケさんというゴキブリキャップなどの製造メーカーがあります。

こちらの会社では、「ゴキブリキャップづくり」を親子で体験する企画もあるそうです。


パッケージ松浦 のブログ


親子は「一緒にゴキブリキャップつくって楽しかったね」という体験をします。

商品がこれでますます好きになります。


店頭でゴキブリキャップを見るたびに、

「あ、あの時、息子と楽しくゴキブリキャップを作ったなぁ」という体験が思い出としてでて来ます。

そして、購入してしまうのです。


まぁ、もちろん、タニサケの松岡浩会長曰く

「一から材料を揃えてつくるよりも、買った方が手間がなくて安い」ということも必要ですけどね。



私は以前に、中野うどん学校というところで、うどん作り体験をしました。


パッケージ松浦 のブログ-中野うどん学校

※足でうどんを踏むところから始めます!

http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-10299549931.html


やっぱり、サービスエリアとかで「中野うどん学校」という文字をみると反応してしまいます。

体験が刷り込まれているのですね。


みなさんも「体験型」の商売を検討されてはいかがでしょう?

その体験がお客さんの記憶に刷り込まれます。

そして、パッケージを見るたびに、お客さんが思い出して、手に取ってくれる可能性が高まるのです。

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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