「体験+パッケージ」が記憶を呼び覚ます
おはようございます。
昨日で3週連続の週末プールだった松浦 陽司です。
どんどん日焼けで真っ黒になっていきます。
娘の凛がもっと真っ黒、・・・心配(笑)
商品をつくるに当たって、
「素人に簡単に作れたら買ってくれないから企業秘密」にしてるところもあるのでは?
実はこれって結構、逆なんですよね。
人は商品を買いに来るわけではないんです。
人は体験を買いに来るんです。
岐阜県にタニサケさんというゴキブリキャップなどの製造メーカーがあります。
こちらの会社では、「ゴキブリキャップづくり」を親子で体験する企画もあるそうです。
親子は「一緒にゴキブリキャップつくって楽しかったね」という体験をします。
商品がこれでますます好きになります。
店頭でゴキブリキャップを見るたびに、
「あ、あの時、息子と楽しくゴキブリキャップを作ったなぁ」という体験が思い出としてでて来ます。
そして、購入してしまうのです。
まぁ、もちろん、タニサケの松岡浩会長曰く
「一から材料を揃えてつくるよりも、買った方が手間がなくて安い」ということも必要ですけどね。
私は以前に、中野うどん学校というところで、うどん作り体験をしました。
※足でうどんを踏むところから始めます!
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-10299549931.html
やっぱり、サービスエリアとかで「中野うどん学校」という文字をみると反応してしまいます。
体験が刷り込まれているのですね。
みなさんも「体験型」の商売を検討されてはいかがでしょう?
その体験がお客さんの記憶に刷り込まれます。
そして、パッケージを見るたびに、お客さんが思い出して、手に取ってくれる可能性が高まるのです。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。