パッケージ 工夫次第で すぐ増客!
「みょうがを食べると忘れっぽくなる」という俗説をご存知の皆様へ
おはようございます。
ネギやみょうが、薬味が大好き松浦 陽司です。
☆☆☆
「鼻ピーを、連れて娘が、やってきた」
JA土佐くろしお 忘れたいこと川柳より抜粋
もし、15~16年後、鼻ピアスの男を凛(私の娘3歳)が連れてやってきたら!
恐ろしい!
鼻ピー男に凛はやらんぞ!…と心に誓う私です。
☆☆☆
昨日はお客さんに参加してもらって、ファンになってもらうことを紹介しました。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11004477777.html
突然ですが、「みょうが」って知ってます?
そうです。
いろいろな料理の薬味に使われる「みょうが」です。
みょうがには「たくさん食べると忘れっぽくなる」という俗説があります。
まぁ、栄養成分的には逆に集中力が増すようです。
(気になる方は、最後に解説を付けておきます)
JA土佐くろしおさんはやってくれました!
普通のパッケージのようですが、
・・・もっち近寄ってみましょう。
大募集!「忘れたいこと」川柳!
みょうがの俗説にも絡めて、お客様を見事に巻きこんでいます。
毎年行われているこのイベント。
「過去の作品は裏面へ」と書いてありますね。
そうです!
ついつい、パックを手にとって、裏面を見てしまう。
そうなったら、ついつい、カゴに入れてしまいますよね。
すばらしい工夫です。
そして、結果発表!
優秀作品だけでなく、なんと全作品をホームページに掲示してます。
http://www.pref.kochi.lg.jp/~engei/myouga/myouga-127-sakuhinn.htm
参加者がついつい、ホームページを見てしまいますね。
だって、絶対に載っている訳ですから。
パッケージを見るのも楽しい、この工夫。
しかも、しっかりとお客様との関係性を創っている。
素晴らしい事例と思います。
みなさんの会社でも応用できないでしょうか?
☆☆☆
それではオマケ
みょうがを食べると何故、もの忘れが激しくなるという俗説が生まれたのか?
ウィキペディアより抜粋
俗に「食べると物忘れがひどくなる」と言われているが、栄養学的にそのような成分は含まれていない。逆に近年、香り成分に集中力を増す効果があることが明らかになっている。無機成分では窒素 とカリウム が多く含まれ、食物繊維 (粗繊維)が多い。
なぜ、上記のような俗信が生まれたかというと、釈迦 の故事に由来する。釈迦の弟子である周利槃特 (梵語:チューラパンタカの音写で、しゅりはんどく、スリバンドクなど)は記憶力に乏しい人物で、自分の名前すら忘れてしまう。そこで名荷(みょうが:名札の事)を首にかけさせたが、名荷をかけたことさえも忘れてしまった。そこで名荷と茗荷が同音である事から、このような俗信が生まれたとされる。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。