売れるパッケージの3要素 ~メリコの法則~
「商品もパッケージもこだわっていればいいんだ!」と思っている皆様へ
おはようございます。
昨夜は娘の凛とスシローに行ってきた松浦 陽司です。
☆☆☆
「こだわり」
気持ちが囚われること。文句を言うこと、難癖
辞書の定義
・・・あれ?
こだわりって、辞書の定義だと、あんまり言意味じゃないですよね(笑)
☆☆☆
「おれは群青色が好きなんだ!これが俺のこだわりだ!」
そんなこと言って、パッケージの色を決めてしまう。
これって、恐いことなんですよね。
やっぱり、ある程度のセオリーが必要です。
そして、パッケージで重要なことは3つあります。
メリコの法則(伊吹卓氏)
メ…目立っているか
リ…理解しやすいか
コ…好感が持たれるものか
この3点です。
いくら目立っても、お客さんに理解されない、好感がもたれないパッケージでは行けません。
牛乳って、なんで白や青のパッケージが多いんでしょう?
それは一目で「あ!牛乳だ!」と分かりやすいからです。
明治 おいしい牛乳
いかにも牛乳。
理解しやすいですねぇ。好感もあります。
森永のおいしい牛乳
笑ってしまうくらい、ネーミングまで似てます。
これは分かりやすいから。
(どっちが真似したかは知りません)
いやー。
両方とも理解しやすく、好感が持てますね(笑)
「白いパッケージの牛乳と、赤いパッケージの牛乳」で、
比較した2つのデータがあります。
Q1.印象が強いのはどっち?
A1.
赤いパッケージ…76.7%
青いパッケージ…23.3%
Q2.どちらを買う?
A2.
赤いパッケージ…26.0%
青いパッケージ…74.0%
…ね!
全く、逆転するんです。
必ずしも目立てばいいという訳でなく、
理解しやすい、好感が持てるということが大事です
みなさんのパッケージは、お客さんに理解されやすいもの、好感が持てるものになっていますか?
・・・でもね、みなさん知ってますよね。
売れてる「赤いパッケージの牛乳」もありますよね。
そうなんです。
メ○ミルクです。
これもシナリオ(戦略)なんです。
必ずしも、一般的なのがいいわけではないのです。
明日はその話をさせて頂きますね。
パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」を
お客様と共に開発しております。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
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ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。