お金をそんなにかけなくても、強烈な口コミツールは作れるんです
「オマケなんて邪道だ」と思っている貴方へ
おはようございます。
昨日は日創研徳島経営研究会の、てっぺん 大嶋啓介氏のセミナーに参加しておりました!
燃えました!
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海越えてほめられに行け ぶどう饅頭
創業97年
徳島の誇るお菓子屋さん「日乃出本店」さんのキャッチコピー
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意外に「本体よりもオマケ」が購買意欲をそそることがあります。
その代表的な例がこちら。
缶コーヒーなどに数量限定で付いていることのあるオマケ。
グリコのおまけは有名ですね。
でも、こういったことって大手じゃないとなかなかできないですよね。
オマケ自体にお金をかけないといけません。
でも、パッケージを使って、上手いことやってるところもあります。
創業97年を誇る徳島の銘菓 ぶどうまんじゅう!
日乃出本店さんです。
9本入りのぶどう饅頭をを買うと、なんと「壱億円札」が付いています!
※もちろん、実際には使えません(笑)
この壱億円札、徳島では非常に有名!
袋を空けてビックリ!
子供たちが「えぇ~、なにこれ!?」と喜びます。
家族の会話も生まれます。
徳島新聞社のHPでも紹介されています。
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文章を抜粋
もう一つ有名なのが、1億円のお札に見立てた「日乃出幸運券」だ。1億円が手元に転がり込めば何に使いますか? 購入者に夢を抱いてもらう幸運のお守りとして芳太郎氏が発案した。
正確な記録は残っていないが、幸運券の同(どう)梱(こん)を始めたのは55年前後とみられる。当初の「100万円札」から「1000万円札」を経て現在の「1億円札」になった。お札を模したデザインから改めた時期もあったが、顧客の強い要望で元に戻した。金庫やレジ、財布にしのばせ、願をかけている愛用者は多い。
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正確な記録は残っていないが、幸運券の同(どう)梱(こん)を始めたのは55年前後とみられる。当初の「100万円札」から「1000万円札」を経て現在の「1億円札」になった。お札を模したデザインから改めた時期もあったが、顧客の強い要望で元に戻した。金庫やレジ、財布にしのばせ、願をかけている愛用者は多い。
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なんと、お守り代わりに使う人も続出!
これが強烈な口コミツールになっているのは、
ちょっと検索するだけで、たくさんの人がブログに掲載していることからも分かります。
もちろん紙ですから、費用はグリコさんや缶コーヒー会社と比べると、非常に安い。
しかも、永続性がある!
すばらしい口コミツールです。
しかも、この壱億円札は進化を続けます。
この話はまた明日。
お楽しみに♪
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。