【人の視線を奪うのは奴だ!】~その具体的パッケージ3つの事例~
視線が奪われる!
そう、どうしようもなく奪われてしまう。
人は知らず知らずのうちに
あるものに視線を奪われてしまうものです。
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
あなたは次の画面の
左側?
右側?
どちらに視線を奪われてしまうでしょうか?
それでは画像を出しますね。
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さて、
左側の富士山に視線を奪われた方、手を挙げてください。
そして、
右側の女の子に視線を奪われた方、手を挙げてください。
これもボクがセミナーの冒頭で行うクイズ!
セミナーでは80~90%の人が「右側の女の子」に視線を奪われます。
これは「人は人の顔に強く惹きつけられる」って性質があるんです。
赤ちゃんが生まれて、目が見え始めてると何をするか?
「お母さんの顔を探そう、お母さんはどこ?」と
(その次はお父さんの)顔を探し始めるんです。
「人の顔を探す、惹かれる」って言うのは
人間の本能なんですねー。
だから、
誰もが知っている富士山と、
誰も知らない女の子がいても、
女の子の方に視線を奪われるのです。
(※これももちろん、そうじゃない人も少しいます)
昨日の「画像は左、文字は右」の法則を乗り越えて、
女の子を選ぶ人が多いんですね。
だから、POPを書くときに、人物のイラストを入れたり、
パッケージのデザインをするときに、オーナーの写真を入れたり、
あと、キャラクターっていうもの、視線を集める役に立ちますね♪
村のおっさんの充填こいまろ。のパッケージ!
このインパクトある豆腐野郎が、
店頭で人の視線を集めるのです。
あぺたいとの両面焼きそば男麺!
どーんと、オーナー飯野雅司さんに登場!
オーナーが出ることで、「それだけ自信があるんだなー」ってことも伝わります!
ハレルヤスイーツキッチンのハレたん令和ステッカー!
キャラクターにも顔がありますよね!
視線を集める効果があるんです!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。