10年偉大なり 20年畏るべし 30年歴史となる
「自社の歴史は語らなくても伝わるだろう」という貴方へ
おはようございます。松浦 陽司です。
昨日も禁酒成功です。3日目です。あと2日で目標達成!
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人は権威づけに弱い
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11001999849.html
特に数字が入ると弱いですね。
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人はあるい程度、数字で根拠を示されると弱いものです。
創業100年!
発売20周年
年に300万個売れる!
全米1位!
××ランキングで1位!
こういった価値に気づくことが非常に大切です。
そして、しっかりとPRすることが大切です。
意外に気づかないのが、商品や会社の歴史です。
特に、10周年、20周年などの節目は大事です。
以前に紹介したカルピスウォーターは発売20周年。
きっと、この「20周年」を見て買う人はこんな思いです。
●飲んだことない人の場合
私、飲んだことはないけど、そんなに長く愛されているんだったら・・・
●昔、飲んでいたけど、今は飲んでいない人の場合
あぁ、学生時代によく飲んだなぁ。
●カルピスファンの人の場合
お!20周年か、また飲んでやるか!
こんな感じで、買う人が増えるでしょうね。
それもしっかりとパッケージでお客さんに訴えているからです。
この「20周年」だけをとって見ても、感じ方は人様々。
どんなシーンを想像するかは、人それぞれです。
また、雪見だいふくは30周年。
先ほどと同様で、新規客、過去客、現在客が色々な感じ方をして買うでしょう。
●ノスタルジーを感じる人
●逆に新しさを感じる人
●歴史を感じる人
●信頼を感じる人
さまざまです。
こういった商品や会社の節目の時には店頭やパッケージでしっかりとお客さんに伝える。
できれば、いろいろなキャンペーンをやった方がいいですね。
「あれ?そう言えばうちのこの商品、何年前からやってるんだろう」と思った貴方!
チャンスかも?!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。