強引かも知れませんが、このようなブランディングも存在します(笑)
「価値は元々、備わっているもの、それ以上は無理」と思っている貴方へ。
価値は捻出できます。
おはようございます。松浦 陽司です。
昨日は大阪の京橋で
「ブランド力を高めて圧倒的に売上を上げるセミナー」を受講しました。
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ラストシーンから始めよう
売上を上げる税理士 山本やすぞう氏
http://ameblo.jp/0689783123/
成功するラストシーンをイメージして行動することの大切さを問われていました。
成功が近づくのです。
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神子原米(みこはらまい)というお米をご存知でしょうか?
昔は全くブランド力がありませんでした。
そのお米をブランド化するために色々と策が練られました。
でも、いい案がありません。
煮詰まったのか?
苦肉の策か?
はたまた、やけっぱちか(笑)?
とりあえず、英語にしてみました。
the highlands where the son of god dwells
「神の子が住む高原のお米」
英語化することで、エライ神々しくなりましたね。
神の子=キリスト です。
「キリストが住む高原のお米」の誕生です。
じゃあ、このお米を食べるのは誰なんだ?
そうです。
ローマ法王ですね!
なんと、ローマ法王に献上して食べて頂いたそうです。
きっと、こんな交渉したのでは?
「ローマ法王様にこのお米を献上したいのです」
「ほう、どんなお米だ?」
「日本のキリストが住む高原でとれたお米です」
「なんと!そんなお米が日本にあるとは!」
本当にこんなにトントン拍子でいったかどうかは定かではありません(笑)
すると、「ローマ法王ご献上」という価値もつきました。
すると、圧倒的なブランド力がつきました。
目標売上金額が2000万円が7200万円!
5kg3500円目標が4300円!
しかも、農家さんの所得が28倍に!
圧倒的に売れたのです。
まさか、こんな商品の価値の付け方ってあるんでしょうか?
あるんですね。
※仕掛け人は高野誠鮮(じょうぜん)氏
しっかりと、パッケージには筆文字で「神子原米」
貴方の手元にある商品も、英語に、韓国語に、ドイツ語に、フランス語に、
いろいろと変換してみますか?
ひょっとしたら、圧倒的な価値を創るきっかけになるかも知れません(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。