<親子が共通の価値観を持つ方法>~盛和塾<徳島>パネルディスカッション例会~
【共通の価値観って何だろう?】
親子が分かりあえるって素晴らしいこと。
でも、たいていの場合は、完全に分かりあうって難しい。
では、どうしたらいいんだろう?
そうか、共通の価値観を持てばいいのか!
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
2019年5月14日(火)
盛和塾<徳島>の例会が開催されました。
何と!
盛和塾<徳島>史上、初めての取り組み!
代表世話人である北島代表をコーディネーターとした
【三和電業グループ 山地ファミリーパネルディスカッション例会】
登壇されたのは
父 山地真人 会長(盛和塾香川)
姉 山地貴子 総務課長(盛和塾香川)
弟 山地一慶 社長(盛和塾徳島)
山地会長は三和電業グループの2代目社長(現会長)で70歳!
そりゃ、もう元気いっぱいです!
そして、姉である貴子さんが総務課長。
弟である一慶さんが社長。
まさに、親子3人で引っ張っていっておられます。
話し合われたテーマはこちら!
・事業継承と稲盛哲学について
・海外展開の意義について
・フィロソフィの浸透について
・事業継承と稲盛哲学について
真人会長の言葉で印象的だったのは
「表向き、いい関係の親子も、二人きりになれば、いがみ合ってる場合が多い。
こんな事業継承ではいけない。
盛和塾で共通の学びをしていかないと。
学びを共有しているので、価値観を同じく会話ができる。」
・海外展開の意義について
一慶社長の言葉で印象的だったのは
「私はフィロソフィに命を救われた。
中国で現場が全部だめ、毎朝クレーム、部下は言うこと聞かない、約束も守らん、やさぐれてた。
不平不満愚痴ばっかりの時に目にしたフィロソフィの文字
“不都合を楽しめ”
タイトルを見て泣いた。
顔を上げて、社員さんを見ると、全員敵やと思ってた、けど、そうじゃないと気付いた。
一生懸命、がんばってくれてると気付いた。
その時から、一個一個、歯車があってきた」
・フィロソフィの浸透について
貴子課長の言葉で印象的だったのは
「会長とよくぶつかることがあります。
その時に“会長、そこはフィロソフィで考えるとダメですよ”というと会長が止まるんです。
トップが、フィロソフィのことを行った時に止まる。
これってとっても大切ですよね。
会長が“そんなん関係ないんや”と言ったら、フィロソフィが死ぬ。
会長でも、バトルしているときにも、フィロソフィで止まれる。
だからこそ、フィロソフィに命が吹き込まれるんだ」
ホントに素晴らしい学びを頂きました。
それもこれも、北島代表が素晴らしいコーディネーターをされたこと。
そしてもちろん、山地家三人がド真剣に仕事をされているからです。
ありがとうございます。
追記
懇親会でも学びは続く。
それにしても、ザ・パシフィックハーバーの料理は美味しい♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。