「ネーミングは短く、カッコよく」の嘘
「ネーミングは“カッコいい”のがいい」と思っている貴方へ。
いくら格好よくっても、伝わらないと、意味がないですよね。
おはようございます。松浦 陽司です。
昨日は盛和塾で、石原金属さん、西精工さんをベンチマークさせて頂きました。
有り難うございます。
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いいデザインとは、売れるデザイン
草食系マーケティングデザイナー 米谷仁氏
http://ameblo.jp/joker-yone4284/
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いくらカッコいいデザインをしても、いくらカッコいいネーミングをしても、
お客さんに商品の特長とか、買う意味とか、伝わらないと全く意味がありません。
伝わらないと、ないのと同じです。
例えば、想像してみてください。
貴方が24時間、じっくりとダシをとって、煮込んで、手間暇かけて商品開発したスープがあるとします。
カッコいいという理由で、こんなネーミングをしたら売れると思いますか?
「スープ W11」
記号や数字がカッコいいと思うのは勝手かも知れません。
しかし、商品のこだわりや、価値、思いが全くお客さんに伝わらないですね。
きっと、すぐに終売してしまいます。
(ごめんなさい、この名前がカッコいいかどうかは議論なしでお願いします)
やっぱり、ストレートにお客さんに伝わる方がいいですよね。
「ネーミングは短い方が覚えられやすい」とかいう常識は全く無視!
それよりもお客さんに伝わりやすいネーミング、目につきやすいパッケージで、心に訴えます。
「うちの商品って、伝わりにくい??」と疑問を感じた貴方!
ちょっと、ネーミングやパッケージを変えてみませんか?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。