若い女性はパッケージの○○○に強く反応する傾向がある
「文字だけで伝わるでしょ」と思っている貴方へ。
イラストや写真などの画像が、伝える時に重要なんですね。
おはようございます。松浦 陽司です。
昨日は大阪で焼き肉を食べました。
「常連さんの紹介にしか出さない肉」を食べさせて頂きました。
お、お、おいしぃ~!
☆☆☆
人は「人の顔」に強く惹きつけられる
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-10974862382.html
パッケージに人の顔、キャラクターをつけると、お客さんの目に留まる可能性が高まります。
☆☆☆
日本の消費の8割は女性が支えていると言われています。
つまり、女性にウケるパッケージ開発をすることが大事ですね。
前にも紹介した「味の素」さんのアジパンダ
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11031815071.html
このお話の続きです。
アンケート結果がでました。
現在は3種類の瓶が売られています。
①こちらがメインのアジパンダの瓶。
②こちらは卓上こびん。
③こちらは味の素マーク瓶
①②③の瓶で、アンケートがとられました。
若い女性(20~34歳)のアンケート
Q.もっとも好きなのはどれですか?
①アジパンダ瓶 82.9%
②卓上こびん 12.8%
③味の素マーク瓶 4.3%
一般的に若い女性は、パッケージを見た時に絵(画像、イラストなど)の部分に反応する傾向が強いと言われております。
この傾向が色濃く出たアンケートでした。
せっかく、キャラクターを作ったけど、あんまりパッケージでアピールしていない貴方!
もっと活用しないといけませんね。
キャラクターがなければ、もちろん社長のイラストだったり、店長一押しの画像だったりでも、もちろんアイキャッチが高まりますよ!
☆☆☆
ちなみに、他の年代のアンケート結果
中年女性(35~49歳)のアンケート
①アジパンダ瓶 62.8%
②卓上こびん 27.9%
③味の素マーク瓶 9.3%
シニア女性(50歳以上)のアンケート
①アジパンダ瓶 50.0%%
②卓上こびん 41.7%%
③味の素マーク瓶 8.3%
・・・やっぱり、キャラクターを使った瓶が過半数で圧倒的でした。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。