0.5秒で伝わるパッケージマーケティング
「好きなネーミングをしたらいいんだ」と思っている貴方へ。
伝わらないと、ないのと同じですね。
お客さんに伝わりやすいネーミングやパッケージを!
おはようございます。松浦 陽司です。
3日前は大阪、
2日前は松山、
昨日は再び大阪でした。
移動距離が多い!
☆☆☆
消費者の86.5%が売り場で購買を決定する
なんと!
殆どの人が目的を持って、買うものを決めて、店に来る訳じゃないんですね。
☆☆☆
店頭で消費者が購入を決めるのに要する時間は0.5秒といわれています!
つまり、そのような短時間でお客様に「この商品はこんな風に使うんですよ!」とアピールしないといけません。
じっくりコトコト煮込んだスープの事例を以前に紹介しました。
お客さんにすぐに「手間暇かけてますよ」という価値をお伝えしてます。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11059312550.html
「お客さんに分かりやすく伝える!」
この意味では、やはり、小林製薬さんが素晴らしいですね。
「熱さまシート」
あぁ、熱が出た時に貼るのかというのが一目瞭然!
「のどぬーるスプレー」
喉が痛い時にぬればいいのかとすぐに分かります。
「チンしてふくだけシート」
こちらはパッケージの画像もふんだんに利用。
「そう言えば、うちのレンジ、汚れたいたなぁ」と思った人は思わず手を出してしまう。
お客さんに伝わりやすいネーミング、そしてパッケージ!
非常に重要ですね。
☆☆☆
ちなみに、消費者が購入するのに要する時間の0.5秒というのは、私が読んだ本の中で最短のものです。
文献によって、0.5秒とか、2秒とか、6秒とか、書いてあることが違います。
0.5秒というのは、私個人的にもちょっと短すぎるような気がします(笑)
短時間で決まっていることは間違いありません。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。