売れ残りの花火を再び売るパッケージマーケティング
「あぁ、売れなかったな。お終い!」と思っている貴方へ。
パッケージを変えるだけで売れることがあるかも知れませんよ。
おはようございます。松浦 陽司です。
昨日は「海女料理 ししくい」に行っていました。
県外の方にも非常に喜んで頂きました。
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諦めたらそこで試合終了だよ
スラムダンク 安西先生
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みなさん、花火といえばどんなパッケージを思い浮かべますか?
だいたい、こんな感じでしょうか?
殆どが子供向け。
競合も多いですね。
全く売れない花火がありました。
そして、売れのこってしまいました。
処分しようと、パッケージから出してバラバラにしました。
すると、この花火の強みに気づきました。
「花火自体の綺麗な色合いです。
「なんとか、売れないか?」
そう思ったものと思います。
そして、色目を見せるパッケージにリニューアルしました。
半透明の透けるパッケージを採用し、色を抑えました。
すると、まるでインテリアのような花火になりました。
ターゲットも子供から大人へ変わります。
ファイヤーワークスの山田代表は語ります。
「すでにある商品でも、セレクトし組み合わせることでセンス良く見える。
セット売りではなく単品で売ることで、色の魅力を活かせる」
おもちゃ売り場から、
ギフト商品としてインテリアショップや雑貨のセレクトショップなどで販売するようになりました。
これで2年目で月商1000万円突破!
廃棄するような花火を使ってこれです。
パッケージマーケティングで月商1000万円目指してみませんか?
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今日の事例は花火でしたので詰め替えました。
食べ物で、賞味期限・消費期限を過ぎたものを詰め直してはいけませんよ。
コンプライアンスを守りましょう!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。