【価値があるのに伝わらないなんてもったいないっ!】~価値を伝えたイチハラ農園の「朝採りおくら」パッケージ~
<夏には夏野菜>
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
ボクの母親が家庭菜園をしてます。
・・・というか、家庭菜園のレベルを超えて
もはや「農業」レベル(笑)
お陰で新鮮野菜を貰うことが多く、助かってます。
そろそろ、オクラが採れるようになるかな?
楽しみです。
<キョーエイの「すきとく市」で売れているオクラ>
徳島のスーパー「キョーエイ」の中には
「すきとく市」という産直市のようなブースがあります。
そこで毎夏、売れているのが、
イチハラ農園のオクラ!
オレンジ色の鮮やかな色遣い!
そして「朝採りおくら」のネーミング!
「ああ、朝採りなのね」って
お客さんが価値を感じてくれて、
毎夏、よく売れているようです。
<お客さんが欲しがっている価値をパッケージで表現する>
産直市に来るお客さんが欲しがっているものは何でしょう?
ずばり、「新鮮さ」ですね。
この新鮮さを表現するために
「朝採り」の文字をネーミングに入れ、協調したのです。
これにお客さんが反応してくれたんですねー。
嬉しいですねー。
<意外と表現できていないのが自社の価値>
でもね、ちょっと考えてみてください。
産直市に売っている商品なので、
基本的には「朝採り」されているものばっかりなんです(笑)
でも、他の商品が単に「おくら」だったり「だいこん」だったりするので、
残念ながら、その「朝採り」の価値はお客さんに伝わらない。
これってもったいないですよね。
<価値が伝わってないなら、伝える>
単純なことですが、
価値をパッケージで伝えるだけ!
それだけで、売り上げが変わりますよー。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。